古都へ行こう!- 金沢編 | こだまんのタビログ

古都へ行こう!- 金沢編

地方にいったら歩く!を基本に活動しております。とはいえ、みたい場所が散らばっている時は、バスなどを利用しなければなりませんが。

その点、金沢という場所は比較的歩いて何処にでもいけるので、数日の宿泊でも大変満足の行く旅となりました。

金沢といえば、21世紀美術館に日本三庭園の一つである兼六園がありますが、今はもう城壁とお堀他再建された菱櫓や五十間長屋に16世紀終わりからの前田 利家公が築いた加賀百万石に思いを馳せることができるので、北陸の人気の観光地であることは言わずもがなでしょう。

僕が行ったのは夏。とにかく暑い。金沢駅からバスにのって1時間あまこだまんのタビログ り、漆器の街輪島にいく道のりは、かつてスペインのセビリヤ(セビージャ)からグラナ ダに南下したときを思い出させるくらいに外はオリーブの木々が植えられていそうなカラっとした猛暑でした。

輪島の朝市は見物だといわれながら、連日猛暑の中で歩き体力を消耗している僕には難しく、昼前に到着。すでに市は終了しており、町中はすこし淋しげ。で も、そんな輪島の蔵づくりの街並をあるくのは最高に気持ちがよく、ふと入った蔵のカフェでは、素敵な漆器でカフェオレを飲み生き返った心地がしたことが印象的です。


金沢の街を歩いて、僕が感動したのは2つのエリアと1つのお店。
一つは、忍者寺といわれる妙立寺へいく、川のほとり。香林坊等のエリアをぬけて真直ぐ歩いて行くと、犀川をのぞむ開けた地域になり、この橋を越えたところから、お寺が立ち並ぶ地域になります。忍者寺をみて、その歴史を味わった後、川沿いを歩くとまったりとした気分になります。

もう一つは「東茶屋町」。東京に暮らしていると、なかなかこういう古い建物が並ぶ景観をみることに飢えてきます。かつて遊郭だったこの街には格子戸があり、かつて着流しで男衆がワクワクしながら歩いていたのかとなんだか楽しくなります。今は整備されて、かつ、様々なショップが中に入っています。裏通りのカフェなどに入ると、夏は涼しげで大変心地よかったことを思い出します。

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さて最後はお気に入りのお店。それはみず飴の俵屋さん。
ここは、祖母が昔から大好きなみず飴(ここではじろ飴と呼ばれています)があるということで、「かってこい!」という指令の元に足を運びました。

昔ながらの風情のある建物。外は猛暑なのに、中に入るとひんやりとして買い物がてら足を休めます。
他でも手に入るのかもしれませんが、この本店に足を運ぶことは結構おすすめです。

最後に、兼六園に行ったら是非「成巽閣」にも足を運んでみてください。

兼六園について英語でココ で紹介してみました.。名庭だけに桜も名所なんですね。情報集めて初めて知りました。