みなさん、こんにちは!



「10年うつ」に治された男、稲田(@taotien)です。



1万人の実態と科学的根拠から導かれた「うつの治され方」をお届けしております。




先日、こんな相談メールが届きました。



「稲田さんのブログ、いつも拝見してます。とても勇気をもらってます。」



〜中略〜



「私にも、うつに治されること、できますでしょうか?」




もちろん、できます。





うつの治され方は、ボクにも、あなたにも、誰にでもできるという、「再現性」のある克服法ですから。←コレ大事



ー「ほ、ホントですか?」



ー「でもなぜ、誰にでも、できるのですか?」




「自然治癒力」を活用するから。




ー「し、自然治癒力?」



はい。



自然治癒力とは、自然と体が正常な状態を保とうとする力です。



例えば、スリ傷が自然にカサブタになるように…



体の機能やバランスを、同じ状態に保とうとする働きがあるのです。





ー「へぇ〜。でもなぜ、うつと自然治癒力に関係があるのですか?」



ですよ、ね。



それでは「うつ×自然治癒力」の、科学的根拠を2つ、簡単にご紹介しましょう。




①スタッセン博士(ルーベン大学疫学研究センター主任教授)の研究。



3000例近い事例に対して抗うつ薬とプラセボ(偽薬)を投与し反応を比較しました。



結果、抗うつ薬投与によって改善したグループと、プラセボ投与をしたグループの治療成績に差がなかった。



プラセボによって自然治癒力が発揮され、うつ症状が改善されたことを意味しています。







②アリゾナ大学医学校教授で統合医療の第一人者の、自らうつを脱却したアンドルー・ワイル博士。




彼は著書「癒す心、治る力」(角川文庫)でこう言われてます。






「人には自ら治る力が備わっている。その治癒力を活性化させることで、絶望的な病から奇跡的に生還した人は少なくない。」








これらの科学的根拠から言えること。←コレ大事



▪️うつは「自然治癒力」で、よくなれる。


▪️「誰もが」、治ることができる。





だから、あなたも…


うつに治されることが、できるんです。




ー「なるほど!よくわかりました」



結局



ー「うつは、治されるが、9割。ですよね!」



正解(笑)。



さすが、ボクのブログをいつも読んでくださってますね。



まとめます。



①「うつの治され方」はあなたにも、できる。



②なぜなら、「自然治癒力」を活用するから。



③うつ×自然治癒力には、「科学的根拠」がある。



④うつは、「自然治癒力」でよくなれる。



⑤自然治癒力は、「誰もが」持ち備えている。



⑥うつの治され方は、「再現性」がある最強の克服法。








いかがでしたか?



ー「不安が一つ解消されました。お医者さんに頼らず、うつに治されてみたいと思います!」



ちょっと、ちょっとちょっと!(古っ)。



確かに、うつの治され方は、お医者さんを頼らなくてもよい克服法なんですが…




必要なんです、お医者さんは。←コレ大事





ー「えーっ!? 」



ならば次回は、「うつを医者にまかせられれば全てうまくいく」について、お教えしましょう。





参考文献:「癒す心 治る力」(アンドルー・ワイル著、上野圭一訳、角川文庫)




【稲田 貴久(いなだ たかひさ)   プロフィール



1971年生まれ、愛知県出身。度重なるストレスから28歳で重度のうつを発症。2度の自殺未遂、3度の閉鎖病棟入院、10年に及ぶ壮絶な闘病生活を送る。うつを機に幼少期からの考え方と生き方を180度変え、生活習慣を徹底的に見直すことでうつを克服。2010年より学校、病院、自治体、東日本大震災被災地などで講演を重ね、10年間でのべ1万人を超える心に寄り添う。「経験者の言葉に背中を押された」「生きるヒントをもらった」という感動の声が後を絶たない。ドラマ『うつヌケ』モデルのほかテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Yahoo!ニュースなどメディアに多数出演。現在はメンタルソングライターとして、精神障がい者支援団体への楽曲提供やイベントプロデュースをしながら自己治癒力を研究し、自らも再発予防を実践している。公式サイトこちら