鹿児島県垂水市にある「牛根麓稲荷神社 (うしねふもといなりじんじゃ)」を慰霊参拝致しました | ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

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”イソノミヤ”とは?ギリシャ・イオニア地方のかつての自由で平等な気風の無支配都市であり、伊勢神宮内宮(磯宮)の古い呼び名のことです。

鹿児島中央駅から
バス、フェリーで1時間26分。

 

垂水港からバスで
宮崎小路まで25分です。

 

宮崎小路から徒歩で
8分の距離にあります。



 天正2(1574)年
牛根城(入船城)が落城し、

安楽備前守兼寛より
城明渡しを受けた島津義久は、



部下の伊集院魯笑齋久道
(いじゆういんろしょうさいひさみち)を

牛根郷の地頭として治めさせた。



久道は民心を慰撫し
島津の権勢を誇示するため、



島津氏の氏神である
稲荷神社を創建し、



神田を与えて
これを崇拝せしめたと
言われている。



「三国名勝図絵」によると、



「天正二年甲戌九月十三日、
地頭伊集院魯笑齋久道、

創建せしこと、
棟礼に見えたり」とある。



 神体は久道が奉納した
掛け軸であった

と言われているが、
現存していない。


<それに致しましても、落ちない埋没鳥居にあやかり良縁・夫婦円満

・学業成就のご利益を願ってみませんか。には、驚きました。>

また
伊集院久道が
牛根城にあった荒神を

選して合祀したとも
言われている。



牛根神社帳によると、
「祭日九月十三日と
十一月二十八日神供三膳、



神楽内侍舞神社四敷二間、
上家茅葺(かやぶき)、

鳥居石高一丈一尺五寸(約3.7m)、
向拝より八間」とある。



しかし、
大正3(1914)年の

桜島大噴火の
降灰により埋没し、



現在は、約1.45mまで
掘りだしたこの鳥居が

現存するのみである。



社殿の一部には
月輪の石灯籠
(寛政6(1754)年竹下金蔵奉寄進)
がある。



平成24年2月9日垂水市指定文化財
     (天然記念物)に指定

       垂水市教育委員会



 450年もの間
様々な時代の目撃者として
現存する鳥居と



それに纏わった
ご縁のある方々へ、



謹んで
祓い、鎮魂を
行なわせて頂きました。