『炭(すみ)』のお話3 | ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

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”イソノミヤ”とは?ギリシャ・イオニア地方のかつての自由で平等な気風の無支配都市であり、伊勢神宮内宮(磯宮)の古い呼び名のことです。

イヤシロチ化ツールの核となり、

物質的な調整役を担う「炭」。

 

 

 

前回は「黒炭」を

 

ご紹介しましたので、

今回は「白炭」」のお話です。

 

 




<あっ!本当に白いですね。>




「『白炭』は、

窯の中で

原木がほぼ炭化した段階で、


もう一度空気を入れて

炭を赤熱させ、


窯の温度が

1000°Cを超えるまで

上げながらガスを抜ききり、



黄金の灼熱状態の炭を

窯の外に出します。」

 

 

 

 

 

<窯の温度が1000°Cを超えるまでですか・・・。>

 

 

 

 

 

これは「黒炭」のときと

違って、

手間がかかりますね。



 

 

 

「炭の硬さと

窯の中の温度は

ほぼ比例するので、


この方法で

窯出しすることで、

 

 

叩くと

金属音がするほどの

硬い炭が、


原木の棒の状態のまま

焼き上がるのです。」

 

 

 

 

 

<叩くと金属音がするほどの硬い炭が、原木の棒の状態のまま
焼き上がるのです。>

 

 

 

 

 

まるで化石を見るような・・・。

白くなった炭ですね。

 

 

 

 

 

<ホンマ、化石(かせき)そっくりやワ~♪>

 

 

 

 

 

「この「白炭」は、

火の「持ち」がよく、

じわじわ、

いつまでも燃えるのが特長で・・・。」




つまり

火持ちが良い

というコトですね。





<二人のココロの火持ちはいかがなものでしょうか?>





「ガスがほぼ

完全に抜けているので、

煙も炎も上がらず・・・。」




焚火などで

煙が目に染みて

痛い思いをしたコトがありましたネ!

 

 

 

 

 

<なれない焚火で、煙が目に染みたりします。>

 

 

 

 

それがナイのですネ!




「調理に使うと、

素材の味を

最大限に引き出すのです。」

 

 

 

 

<集うコトで、それぞれの個性も最大限に引き出されます。>