◆号泣(ごうきゅう)のブッ飛び! | ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

”イソノミヤ”とは?ギリシャ・イオニア地方のかつての自由で平等な気風の無支配都市であり、伊勢神宮内宮(磯宮)の古い呼び名のことです。


<<ギターが泣く?>>


ヒトは感情の動物といわれていますが、

それは喜怒哀楽(きどあいらく)が

あるワケですが、


実は楽器にも感情があるとしたら

どう思いますか?



「宮下さん。それは楽器が感情表現を

するというコトでしょうか?」




正確にいいますと。

楽器の音を聞いて

ヒトがそう形容するというコトです。




もっと簡単にいいますと。


「はい。」



ギターが泣くんです。


(ギターが泣くんです。)



「へ?」


「ギターが泣くんですか?」



そうです。


とてつもなく哀愁をおびて

それこそココロの隅々(すみずみ)までに

その音色(ねいろ)の進入をゆるして

しまう・・・。


そういうコトです。



その中には絶えず

向かいたくはない自分に・・・。


ある意味

直面することでもあります。




「結構ハードな内容ですね。」




そういった意味で、

危険なカオリも漂い、

理屈抜きで聞く者のココロを

鷲づかみする印象を受けます。


いや~っ!深いですよ。



「少し緊張してきました。」(アセアセ)





<<オーティス・ラッシュ登場!>>


今日が紹介するブルーズ・マンは

オーティス・ラッシュです。

(今日が紹介するブルーズ・マンは
オーティス・ラッシュです。)




先回もお伝えしたとは思いますが、

何も先入観なしにお聴き頂ければ

良いかと思います。


彼のギタープレイはあたかもギターから

音の涙が零(こぼ)れ落ちるよう


それよりも衝撃的な彼の割れんばかりの

パワーヴォーカル。


心おきなくぶっとんで下さい。(笑)



☆Otis Rush - I Can't Quit You Baby (1966) ♪

☆Otis Rush - Groaning the Blues (Cobra 1957) ♪




☆オーティス・ラッシュ

(Otis Rush, 1935年4月29日-   )


アメリカ合衆国ミシシッピ州フィラデルフィア生まれ。

ブルース・シンガー、ギタリスト。


50年代のシカゴにおいてバディ・ガイ、マジック・サムら

とともに、リード・ギターを前面に打ち出した、

新たなシカゴ・ブルースのサウンドを切り開いた。


その斬新なサウンドは、当時ウェスト・サイド・サウンドと

称された。

 エリック・クラプトン,スティーヴィー・レイ・ヴォーン,

レッド・ツェッペリン、エアロスミスなどロックのギタリストを

中心に、影響を受けたミュージシャンは多い。 



8歳の頃ギターを始める。


1956年~1958年までコブラ・レーベルより計16曲を

レコーディング。 


1960年チェスでセッション。
 

1962年のデューク・レーベルでのセッション。


1975年には「第3回ブルース・フェスティバル」出演のために初来日。
         
このときに、のちの夫人となるマサキと出会う。



1978年のヨーロッパ・ツアーを最後にしばらく、遠ざかってしまう。



1986年には11年ぶりの来日公演が実現。日本を代表するブルース・バンド、

ブレイクダウンと全国6都市を回った。



1998年に「Any Place I'm Going」をリリースし、

同作はグラミー賞を受賞した。



2004年初頭に脳梗塞で倒れた。以後は後遺症から演奏活動の停止を

余儀なくされている。



2007年12月には、生誕の地に建てられた自身の記念碑の除幕式に出席。

演奏こそしなかったものの、久々に公の場に姿を現した。
              

                (ウィキペディアより抜粋)