「任せる」を口実に責任放棄をしていませんか? | 会社が勝手に良くなる指示ゼロ経営

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指示、命令、管理は人材と組織をダメにします。「自分で決め、考え、行動する」指示ゼロ、自己決定の組織運営でチームは驚くほど活性化します。
ブログでは実践と研究で得た知見をお伝えしていきます。

指示ゼロ経営は丸投げ経営じゃないよ…
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指示ゼロ経営に関して、よく受ける誤解があります。

「指示ゼロ経営って丸投げするってことですよね?」

う~ん…

違います。

単なる丸投げは責任放棄です。
ここ、すごく重要なポイントです。

指示ゼロ経営の基本原則は、「社員ひとりひとりが、全体利益と幸福を考慮したうえで、1つの目的に向かって、自らの意思で自由に決め、考え、判断し、行動する。そして同時に、際立つ個性を持つ者同士が力を合わせる」ということです。


指示、命令はしません。(雑用などのお願いはしますが…)
「教わる」意思がなければ、「教える」こともしません。
じゃあリーダーは何をするの?ってことですよね?

「関わる」という抽象的なことをします。「関心を持つ」ということ。
この精神的な態度はストレートに社員に伝わります。

影響大ですよ。

人生の中でこんな人に出会ったことはないですか?
色々言わないが、しっかりと関わってくれる人

指示ゼロ経営におけるリーダーの理想像です。

でもね、普通の人間にはなかなかできません。

僕もここまではできない。関わっていれば口を出してしまうこともある。

大切なことは、口を出してしまった時に、社員がイエスマンになって思考停止にならないようにすることです。

「オレも口を出してしまうこともある。でも、最後はやっぱり自分の意思で決めてね」

この事をあらかじめ全員に伝え、理解してもらいます。

かっこつける必要はありません。リーダーだって人間だもん。

どんなカタチでもいいから、関わっていることが大切ですよ。

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです!