「最近の若者は」なんて言い出したらオジサンだよね…
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「自分を価値のある人間だと思うか?」
こんな質問を世界の高校生にした、日本青少年研究所の調査があります。
それによると、日本の高校生の6割強が「そうではない」と答えたそうです。
米中韓では、7割~9割が「そうだ」と答えています。
ビックリでしょ?
詳しく調べてみたら、原因が両親との関わりにあることが浮き彫りになりました。
「親が自分のことを優秀だと思っているか」の質問に、日本の高校生は3割程度しか、「そう思う」と答えていません。米中韓は、6割~9割が「そう思う」と答えています。
そういえば…
一昨年、正社員の採用で面接をしたときに、多くの若者が自己PRができなかったことを思い出しました。
「ボク、そんなに自信…ないっす」
こんな感じの人が2割程度いましたもんね。
さて、過去データが無いので成人がどうかは分かりませんが、あなたの会社のスタッフも自己肯定感が低い可能性があります。
セルフイメージは怖いですよ。
人は、セルフイメージに合った言動をするからです。
自分の事を「たいしたことない」と思っている人は、仕事もそれに相応しいレベルで行います。
こうなると、セルフイメージを向上させる取り組みが企業内に必要ですね。
そこでオススメなのが、認め合う「場」づくりです。
セルフイメージは、自分自身でつくり出す部分もありますが、多くは他人によって植えつけられます。
弊社では、作業場のホワイトボードに、誕生日のスタッフへの感謝の気持ちを、みんなで書く取り組みをしています。
強制はしないので、やらない人もいます。
どんなことでもOK、「ありがとう あなたがいてくれてよかった」というテーマで書き込みます。
ポイントは、無条件に認めること。
仕事が出来るとか、成績が良いとか、そういった事とは関係なく、無条件に認める。
「褒める」とは本質的に違うんだよね。
これをするだけで、スタッフがイキイキ、ノビノビとしてきますよ!
しかもコストはペンの代金、100円ほどです。
この世に価値のない人間なんていない。
みんな誰かに喜ばれるために生まれてきたはずです!
ワクワクすることに積極的なあなたが大好きです!