2011年IMJ(統合医療学会北海道支部)ニュースレター投稿紹介。

 

身体のリズムと健康

陶氏診療院院長・医学博士 陶恵栄

 

2000年前中国最古の体系的な医書「黄帝内経」、身体のリズム五臓六腑の働く時間が教えてくれた時計遺伝子の最新研究、その正確さを証明された。

 

3-5時、人生のスタート、肺経

 

人が生まれてから、肺の働くが始まり、生命の誕生象徴と言われる「肺経」の働く時間は朝3-5時。その時間帯に、健康、栄養有る空気が、身体の最高のプレゼント喘息、慢性気管支炎、肺の病気が、朝3-5時症状を出るのはその理由だ。

 

5-7時、120歳元気に生きる基本、排出第一の大腸経

 

満員列車が先に下りる後で乗るように、消化器官働くのは朝の排出からだ。5-7時、大腸経の働く時間だ。現代身体検査発明前、古代の人々は、朝の排出と朝食の食欲が健康のバロメーターと言われた。朝食の前に、排出できることは、内臓リズムが正常の象徴、健康の基本だ。

 

肺と大腸が皮膚の健康を支える。大腸経が手から首へ、歯茎、鼻に通過、その為アトピー皮膚炎、アレルギー鼻炎がこの時間帯症状が出る。

 

7-9時、朝食の時間、胃経

 

7-9時、排出の後は朝食だ。胃経の働く時間。収納、消化するのは、新陳代謝の始まり成長の源だ。朝食を取らないと、一日のエネルギー不足が始まり、身体貯蔵のエネルギーを使い、身体エネルギー代謝に不効率になる。中国では朝食は「皇帝」、昼御飯は「平民」、晩御飯は「乞食」な例え話がある。朝食の大事さが言うまでもない。朝を制する人が、一日を制する。のち一生に制する。人生、一年中の春だ。

 

9-11時、消化、吸収の時間、脾経

 

朝食後、9-11時、消化、吸収の時間。偶に休みの日が寝坊して、その時間で朝食取るのは、一日のリズムがズレ不調な一日の原因だ。もし寝坊場合、朝食を抜いて昼食にすれば、一日のリズムがまだ守れる。9-11時は身体、脳の第一勉強と仕事の黄金時間帯。

 

11-13時、体の最高潮、心経

 

心経の働く時間、血管、心臓修復も行う。病院の統計で、脳、循環系の病死時間割、11-13時はピークだ。次の小腸経働く時間帯を考える、消化吸収の前、昼食の摂取時間だ。静かに楽しい食事を頂き、心臓、血管が無理を掛けないことは大事だ。食べすぎが要注意。年寄り、心臓血管系が弱い方、特に夏の期間、要注意の時間帯、食べ放題が避けるべきだ。人生、一年中の夏だ。

 

13-15時、腸免疫中枢、小腸経

 

昼食の消化、吸収、分別し、身体の物質と心の支えを作用する腸免疫正常に働くため、その前に、昼食きちんと取り。量より質で、「生きてる」食品を選んで、生命力ある食物摂取するのがポイント。吸収、消化する時、水分の摂取も忘れない。新陳代謝が水がなければ出来ない。水も出来れば抗酸化力、生命力持つ水。お酒や、ジュース、果汁、炭酸飲料など、余計な成分があり身体に合わない時負担になり出来れば避けること