転居し土地勘がまったくないので
勉強の一環として
新聞の地方欄を
よく読むようになった
大学病院の協力を受けて
遺伝性疾患の相談外来が月1回
地方の一般病院でもやるという話題だ
がんの予防や治療に活用される遺伝子検査の前後に、
患や家族に十分な情報を提供し、
治療などの選択ができるように
サポートしていく
と
ある
この「遺伝カウンセリング」は
わたくし
がん看護専門看護師をしていても
新しい分野かつ難しい分野
なのだ
残念ながら
がん看護専門看護師は
すべてのがん分野に精通はしていない
私は”緩和ケア”を得意としている
がん看護専門看護師の得意分野を
サブスペシャリティ
と
言ったりする
遺伝に関しては
私は基本書から学び直しが必要である
このような私でも
何か助言ができるとすれば
”家族歴は整理しておく”
こと
これは
これから病院を受診する人
もしくは既にがんと疑わしいと言われ
大きな病院を受診する方は特に
必ずこんな質問が医師からあるだろう
「血のつながった人で糖尿病や癌の人はいますか?」
と
私が最近まで籍を置いていた婦人科外来では
必ず医師は質問した
何癌なのか
も
メモしておくことが大切
子宮がんといっても
頸がん、体がん、子宮肉腫
もある
例えば
血の繋がった
祖母:子宮体がん
母:乳がん
とか
祖父:大腸がん
祖母:卵巣がん
母:大腸がん
とか
がん・糖尿病に限らずできれば
罹った病気は全て
高血圧、狭心症、肝炎・・・
病院を受診して医師に質問され
咄嗟に答えるのは
医療者でも難しいのだ
だから
メモをしておくこと
これらの家族歴が
今後の治療に左右することがある
まだ健康な人も
家族(血のつながりのある)がかかった病気は
もしかすると影響する可能性があるので
今のうちから
整理しておくとよいです
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私の看護師人生で
はじめての"受け持ち患者さん"
はじめての"がん患者さん"
はじめての"お看取り患者さん"
が
私のお父さんです
私の背景に興味を持っていただけた
稀有なあなた様は
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