今日は仕事、休み。
珍しい。
中1の娘と奥さんは中学校の奉仕活動とやらで朝からいない。
残された僕と小3息子。
これは。
スーパー珍しく。
子育てチャンス!
まぁ、土日も休みがないので、週休ゼロだけど、時々こうして休みがある。
三連休だとこうして、最後の一日だけ、休みになることも。
こういう瞬間、逃さぬまじ。
「ねぇ、宿題とかあるんじゃないの?」
とふると、
「わかんにゃーい」
と猫語で対応。
猫ならばダラダラ過ごしていても、テストとかないから良いけれど、彼は、「もう少し頑張りましょう」などと通知表で評価される人間界にいる。
連絡帳なるものを見てみると、枠からはみ出しまくる彼の豪放な字で、色々書いてあるが、先生が付け足しで書いたと思われる赤字で、“感想文、まだの人は早く出す”とある。
聞けば、夏の読書感想文が未提出。
まずい。
でも、ピンチはチャンス。
ここで、お父さんパワーを発揮せねば。
僕はこんなに日々、駄文とはいえ、文章を綴るのが好きなのに、小3息子は超苦手。
でもお喋りで論理的な彼は文章だって、書くことが得意になれると親バカとしては信じてる。
すでに『続々残念な生き物辞典』は読んでいるとのことだから、インタビュー。
どーして、この本を選んだの?
何に1番びっくりしたの?
そのことを知って君はどんな気持ちになった?
それはなぜ??
まぁ、彼はペラペラと答えていく。
それを繋ぎ合わせれば感想文なんて簡単。
けど、文はできたけど。
書くのが大変。
なるほど、連絡帳の豪放な字を見ても分かる通り、決められた枠内に書くことがストレスなのだ。
激しいため息の嵐の中の彼を見守ること45分。
何とか400字。
桝目を埋めることに成功。
あぁ、こういう時間、大切。
頑張って仕事やりくりして、小3息子と接したい。
これは、明らかに、今しかできない貴重な時間だ。