梅雨の晴れ間をぬってお出かけに
今回は深谷へ出発です
今年度のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公
渋沢栄一の出身地ですね
どうやら埼玉県の公立小中学校ではこの大河ドラマの
展示館の招待券が配布されているようで、
坊君も1枚もらってきました
日曜ながら、駐車場余裕あり。
コロナの影響が大きいのかもしれません
かなりゆったり見られそうです
深谷のゆるキャラふっかちゃんとのツーショットに
出迎えられていざ中へ
栄一の家のセットが建て回され、登場人物のパネルが
あちこちに配置されています
子供時代の栄一くんに2階の窓から見下ろされたり
家の内部。立派な梁が印象的です
はしごかと思うような狭くて急な階段
お蚕さんを育てる広い土間
小さい頃よく行った、養蚕をやっていた
伯父さんの家を思い出します
今の時期は土間に自分の腰の高さくらいの箱がずらりと並び
その上に桑の葉がたくさん敷きつめられ、白い蚕が
桑の葉を食んでいるサワサワという音がまるで雨音のように聞こえるのです
その蚕を一匹つまむと、表皮がびっくりするほどスベスベでその手触りにうっとりしたり
懐かしい
懐かしさがじわりじわりとこみ上げてくるセットです

映像展示が多く
主要登場人物のメッセージをドラマの場面場面を交えて流したり
音楽担当の方の曲に込めた想いや
栄一の孫に当たる(!)曲を実際に演奏する
NHK交響楽団の指揮者、尾高忠明さんのメッセージや
衣装担当の方がどんな方針で衣装をデザインし作っているかなど
メイキングのエピソードがたくさんあって、
改めて大河ドラマの製作規模、熱量の凄さを実感できる作りになっています

ドラマ館外の同じ敷地内のおトイレは、
壁に新一万円札のイメージ壁画が…
渋沢栄一さん、新紙幣の顔でもありました

ドラマ館から車で少し移動して
渋沢栄一の生家「中の家(なかんち)」へ
こちらは予約不要、入場無料です
栄一の妹夫婦がこの家に住んでいて、
栄一がこちらに戻ってきた時はここに滞在してました

1階奥の十畳間が居室になったそうで
現在はその部屋にアンドロイド栄一さんが鎮座しています
部屋の様子を眺め回すようにゆったりと首をめぐらしていらっしゃいました

洋装でお話をするアンドロイド栄一さんは、
こことは別の渋沢栄一資料館にいらっしゃるとのこと
こちらは2日前までに予約が必要だそうなので、
またの機会にしましょう

大河ドラマを見るのがますます楽しみになりました