元彼と再会してから、以前のように毎日メールが来るようになりました。
しかしどこかよそよそしいもので、関係に亀裂が入ったことを、私は何とか無かったことのように振る舞っていました。
 
元彼が出張に行ったときに電話で話すのも以前の通り。
一度外で会ったり、関係は元に戻りつつあるかのように見えました。
 
しかし、人間関係というのは移ろい行くもの。
元に戻る、ずっと同じではあり得ないのです。
そんなことは分かっているのに、何とか元に戻そうと、あの頃の私は躍起になっていました。
 
人間関係は、片方が頑張って何とかなるものではないのです。
ましてや、相手にこうあってほしいと思うのはエゴでしかありません。
そんなことは分かっているのに、あの頃の私は、現状を受け入れることができずにいました。
 
9月上旬、出て行って以来、決してうちに来ると言わなかった元彼がうちに泊まりに来ると言い出しました。
うちの敷居を跨ぐことができるようになったということは、気持ちの整理が前向きにできているのかなと期待しました。
 
元彼がうちに来て、お帰りと言えなかった私。
お邪魔しますと言った元彼。
うちで一緒に暮らしていたときのように一緒に過ごしたけれど、歯ブラシは携帯で、持って帰る元彼。
 
今後どうするのか元彼に聞いたら、いつになるか分からないけれど、前向きに考えていると答えました。
早起きは苦手ですが、元彼は私が朝起きないのが嫌だったようなので、頑張って起きて見送りました。
それが元彼と会う最後になったのです。
 
私には、朝起きることを求めず、出かけるときにそっと寝ている私の顔を見て微笑む運命の人が近くにいるとは、このときの私は予想だにしなかったのです。
 
 

 
成城石井で世界のビールを買ってきました。
いつもお風呂上がりに2人で飲んでいますキラキラ