以前からご指導いただいている、歴史家の岡田幹彦先生による、吉田松陰についての講演が、先週末、なんと我が四街道で開催されました。


http://211kenkoku.jp/history/第1回歴史講座四街道開催のご案内/




別の用件があり、途中までしかいられませんでしたが

魂を揺さぶられる素晴らしい講演に、感激しました! 最高でした。







私も以前、萩の松下村塾現地に行き、その建物の「小ささ」に、強烈な感動を覚えました。

日本を変えるのに必要なのは、わずか8畳の部屋だけです。命懸けの覚悟さえあれば。


https://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/5/h9339.html




私も色々な苦難が続いていますが、松陰先生の苦難を思えば大したことはありません。

これからも「志」を掲げ続けます





  • 松下村塾は、わずか2年半。学んだのは90人ほど。そこから偉大な志士たちが多数輩出された
  • 世界で王国は27。そのうち、2番目に古いのはデンマークで1000年ほど。かつ王室は途切れている。3番目はイギリス、900年。清教徒革命だって、王の首をちょん切って、王政が一時途絶えた
  • 日米和親条約礼節をもって交渉したのではない。あくまでもアメリカの要求通りに開国させた。従わなければ軍事力を行使する前提だった。「まず沖縄を占領してアメリカの旗を立てる」
  • ペリーへの徳川幕府の対応は、独立国にあらざる土下座外交。心から危機感をもった松陰は、強い敵愾心を持った。
    • 「遂に城下の盟を為す。忠孝節義の士、皆慨然として涙下り、恥を注ぎ仇を報ぜんと思わざるはなし」
    • 「国の存するや自ら存するなり。豈外に制せらるることあらんや」
  • 松陰は海外渡航しようとしたが挫折。牢屋に入れられたが、そこでも周りに語り続けた。「皇国の皇国たる所以、人倫の人倫たる所以、夷狄の悪むべき所以を日夜高声に称説す」
  • 「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」
  • 抜き書きは時間がかかるが、それこそがいい学びができる
  • 楽しみは読書尚友。酒も女も興味無い。それだけでも頭が下がる
  • 野山獄の囚人のほとんどは、家族と離縁し身寄りをなくした人。松陰はそれに深く同情。松陰は愛国者であり教育者。他の囚人のために講義をし、そして生涯を終えることを覚悟していた
  • 野山獄に松陰が入ったときも、毛利敬親は可愛がった。12ヶ月で自宅に帰された
  • 松下村塾の教えは3つ。1、皇国の皇国たる所以  2、人倫の人倫たる所以  3、夷狄の悪むべき所以
    • 日本にあり、世界に無いものは、万世一系の皇室。国家の中心に天皇をいただく国。





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