田沼ニュース 第319号 H28.4.4


■■■校長「2人産む」発言を支持! 子供を産み育てる価値の教育を!■■■

大阪の中学校の校長先生が、今年2月、全校集会で「女性にとって最も大切なことは子供を2人以上産むこと」と発言したことに対し、「価値観の押しつけ」だと波紋が広がっています。
この件を受けて、校長先生は、発言は撤回しないものの、現場に迷惑をかけたとして、3月末で退職されたそうです。

私は、校長先生の発言を支持します。

確かに、子供を産む、産まないの選択は、個人の判断によるもので、押し付けがあってはいけないと思います。
しかし、教育現場の実態を見ると、出産するかしないか等の『自由』や『多様な家族のあり方』ばかりが強調され、『子供を産むことの素晴らしさや尊さ』を教える場面はほとんど無いのです。
校長先生はこのことに危惧され、自ら話をすべきと考えるに至ったのだと思います。

日本の少子化は進行しています。
個人として産む産まないは個人の判断だけれども、誰かが産まなければ人口は減る。
これは厳然たる事実なのではないでしょうか?

校長先生という立場を鑑みるに、表現に注意すべきだとは思いますが、「言葉狩り」になってしまっては、建設的な少子化の議論ができなくなります。
「子供を産むことは素晴らしい」という社会でなければ、子供が増えるはずがありません。

本来、これらの内容は家庭科の授業で教えられるべきことだと思います。
学校で『自由』ばかり教えても仕方ありません。
日本の危機的な人口減少状況や生物の宿命として、一定年齢以上は出産はできなくなることを伝え、子供達に将来のことを真剣に考えてもらう。
このことが必要だと思います。

※大阪市の発表によれば、この件に関して市民から教育委員会に寄せられた意見のうち、大半は発言の趣旨に賛同する意見だったそうです。



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【3/29】1237回目!検見川浜駅南口
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