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下村博文代議士講話!

今朝は再び東京都の倫理法人会に参加。いたばし倫理にて、前文部科学大臣、下村博文代議士の「世界を照らす 日本のこころ」

 
本当によい話でした。思ったよりはるかに、私も共感できました。
国会での議論ともまた違った角度で、先輩同志との出会いを嬉しく思いました。


行徳 哲男先生の締めの言葉も、素晴らしかったです。
感性の時代。
雑誌「致知」には、現代にない、深さ、厚み、重みがある。
現代人は広さばかり求めてる。キリストもカントもみんな狭いところにいた。
一寸先は闇だからこそ、明日何があるかわからない、だから面白い!



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大臣のとき、いわれなき避難を受けた。そのときもらった本。

西郷隆盛「西郷南洲」…国家の基盤は、民族の士魂
内村鑑三「代表的日本人」
新渡戸稲造「武士道」


5人は、艱難辛苦を乗り越えている。天が試している。苦しいかもしれないけど、頑張って欲しい。


スリランカに年末行った。
1951年の日本がサンフランシスコ講話条約のとき、2つの演説をした。

・日本の掲げた理想に、アジアが共感したことを覚えておいて欲しい。
・日本に対する賠償請求は放棄、最初の講話条約


スリランカ、かつてのセイロンは、500年間も植民地だった。
第二次大戦後に独立できた。


大統領は、亡くなったあと、ドナーとなって、片目はスリランカ、もう片目は日本に、提供した。
日本もそれに応えて、スリランカの国会議事堂を日本が作った。


インドも同じ。
独立の父は、ガンジーと、チャンドラボースの2人。
チャンドラボースは日本と共にインパール作戦。
インドの国会では、8/6,9に、追悼集会をしている。


日本がかつて迷惑をかけたのは事実。
しかし、スリランカ、インドから見た、歴史もあることを、知らねばならない。


残念なこともあった。
スリランカには8つ、世界遺産がある。しかしお寺は形だけになっていた。心の救いの場ではなかった。スリランカ人は宗教によって救われていない。
しかしこれは日本もそう。葬式仏教が多い。
更に、世界全体も、宗教紛争が絶えない。
宗教を超えるものが必要ではないか?
それが教育だと思う


森信三「ローソクは火を灯さなければ明るくならない。人間も、志に火を灯さなければ真価を発揮できない」


酔生夢死の生き方ではなく、
志の生き方。
吉田松陰「国家とともに、という志がなければ、人ではない」
あるべき日本の姿を、政治やそれ以外で、作らねばならない。


夢は自己の実現。
志は他利になる。


若者が、こんな日本ダメだと、ニューヨークに行った。それは残念。
しかし日本に戻ってくる。
これから日本の果たす役割は大きい。
4000万人移民受け容れるか?無理。
人口が減っても、資源が減っても、日本が蘇ることを示す。


福澤諭吉「一身独立し一国独立す」
国民ひとりひとりが立派になるには、学問。
⭕️教育とは、志をもつ国民を作ること。


オリンピックでメダルを獲った選手に、必ず聞くのは「いつから志を持ってやっていたか?」
スキーが好き、だからやってたら、メダルを獲れた…という人はいない!
みな、小学生から、メダルを獲ると目標を設定してきた。そのための優先順位付けなどをやってきた。


スポーツは高校大学からでは間に合わないが、
人生は間に合う。


いま、ひとり親家庭の53%が貧困家庭。
格差が進んできた。チャンスが減ってきた。
子供だけではない。大人もそう。
定年も、働きたい人には、働く場がある、という国にすべき。


ひとりひとりの労働生産性は27位。
自立の精神。


子供の自殺が多い。
でも大人が多い。毎年2~3万人。
このくには不幸な国とおもっている。
教育のサポートが必要。
自己否定感が強い。74%の若者が自分はダメだと思っている。


教育によって日本を建て直す!


公益資本主義。
共生の精神。
これがもともと日本古来の精神。


日本が思想的に世界に発信する。
それは独善的ではダメ。衰退国家ではダメ。強い国にならねば。
それはどんな国?
ひとりひとりの国民が自立の精神を持っている、志を持っている国。


日本しかできない。
日本は特定価値観ではないので、できる。
一燈照隅、万燈照国へ!