ICF-SW55の修理 | じんけいの修理日記

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8月22日に高知県から送られてきたICF-SW55です。電池が装填されており、液晶画面に時刻が表示されています。ご指摘の不具合は、電源を入れるとCAL表示のあと、ほどなく電源がOFFになるということです。確かに何度かON/OFFを繰り返すとたまに数秒動作することもありますが、すぐにOFFになってしまうこともあります。

 

 

背面です。シリアル番号は77683、ソニーサービスで修理したことを示すシールが貼付されています。

 

 

 

リアカバーを外して内部を見たところです。

さすがソニーサービス。修理後の見た目がきれいです。

 

 

本体をケースから取り出したところです。

 

 

 

マイコン基板をサブシャーシから取り外したところです。左側がマイコン基板(基板の裏側が見えています)。右側が信号基板です。信号基板とマイコン基板の間にスピーカーが配置されています。

 

 

取り外した信号基板の一部分です。この写真ではわかりづらいですが、ケミコンから電解液が結構漏れ出ています。

 

 

 

 

ケミコンを外してみると、ケミコンが付いていた部分には漏れ出た電解液がべっとりと付着しており、パターンも腐食しかかっています。ケミコンの足(半田付け部分)も電解液で腐食しています。修理せずに放置していればこの電解液が徐々に基板上に広がって行きパターンの腐食・断線が発生し、ひどくなると手が付けられなくなるのです。

 

 

 

 

ケミコンをすべて削除し基板をクリーニングしたあと、新たにコンデンサをマウントしたところです。容量の大きなコンデンサはケミコンを使いましたが比較的容量の小さなものはセラミックコンデンサをマウントしています。セラミックコンデンサのほうがマウントしやすいため、半田付け時のミスが起きにくいです。

 

 

マイコン基板やスピーカーと接続し動作チェックをしています。今度はCAL表示のあとに電源が落ちることなく放送を受信できるようになりました。

 

 

 

ケースに組み込み動作チェックをしています。各バンド、SSBも動作しています。1~2日チェックして問題なさそうであれば修理完了ということで発送いたします。