匙投げ | たらいまわしの

匙投げ

自分の非を人に見られ指摘されると、逆ににらみつけていつまでも鬼の形相で視線を向けてくる類の人格未熟な年配者をまま見かけることがるが、それがご自分だとお気づきではないらしい。

自分に対する批判は不当で差別的、攻撃的で理不尽とお思いのようだが自身が他人に対して同様のことを今までさんざん行ってきたことは全く念頭にはないようだ。

馬の耳に念仏、蛙の顔にションベン。当選したら豚に真珠、褒められれば木に登る、それもできるだけ高いところに行きたがる。ぜーんぶ何とかの兆候と合致するのだが、馬と鹿も裸足で逃げ出す増上慢ぶりということであろう。叩かれて被害者面をして同情を買うかのごとき発言を披露して恥ずかしいとも思わない。

病膏肓に入る。

つける薬はない。

医者の匙はもはや投げられそれを拾おうとする者すらいない。