式神 | たらいまわしの

式神

無法者たちの巻き添えを食ったあまりにいたましい犠牲であったのにもかかわらず、無法者たちの蛮行に触れることなく、事故の原因がはっきりするまで工事は中止しろとの沖縄首長。まるで平安時代の陰陽師安倍清明が自身が放った式神が相手に災いを与えていることをネタに、相手を怯えさせるマッチポンプ的やり口のようだ。

この首長は自身の式神である活動家の無法を利用して、さも自身の主張に道理があるかのようにふるまうが、いまやその鬼の仮面を隠そうともせず無法妨害活動をシレっと後押しした責任にはほっかむり。痛ましい犠牲と口ではいくらいっても、彼にとってそれはただの利用可能アイテムに過ぎないということが丸わかりの非人道的思考論理しか持っていない。さっさと無法妨害行動を取り締まればいいだけの話なのに一切それには言及しないどころか、工事反対より一層の推進希望を隠そうともしない。

この首長が辞任するまで工事は予定通り進行させる、それが弔いとなる唯一の選択肢だ。人でなしには一切の遠慮は無用。