昨日15日は、昔は成人の日でした。
昭和人間にとっては、成人の日は1月15日としか思えないのです。
ただ昭和人間といっても、昭和は64年(正確には62年と14日)もあるので、
一概にまとめて昭和人間とは言えず、
大まかにわけて誕生年によって三つに分かれると思う。
❶ 昭和20年以前:戦前戦中
❷ 昭和21年から45年頃まで:戦後の復旧から高度成長の時代
➌ 昭和40年代半ばから50年頃まで:給料倍増時代
僕は、❷の始まりのグループ、団塊の世代と言われる中の最年少組です。
そんな人間にとっては、成人の日は1月15日、4月29日は天皇誕生日、
4,5月のGWは、「飛び石連休」という感覚が、いまだに残っています。
昔は、年間の休日って少なかったですよ、驚くくらいに!
1965年までは、祝日が9日、日曜が52日、年始年末がよくて12/31~1/3、
日曜も必ず休めるとは限らない、そしてあるかなしやかのお盆休み・・・
だから、年間で休める日は、最大でも70日以下です。
祝日が日曜と重なってもそのままだし、土曜も仕事、みんなよく働いたね!
僕の父は会社員だったけど、忙しくて日曜出勤が多くて(代休なし)休めるのは月2回くらいだよ、しかも祝日も半分は仕事!
だから年間の休みは最大でも40日ないね(*ノωノ)
そういう人は、けっこういたと思う。
では、祝日の歴史を見てみましょう(⌒∇⌒)
1948年(昭和23)7月20日施行の「国民の祝日に関する法律」によって、
以下の9日の祝日(休日)が定められた。
・元日(1月1日)
・成人の日(1月15日)
→2000年に1月の第2月曜日になる
・春分の日(春分日)
・天皇誕生日(4月29日)
→1989年にみどりの日、2007年に昭和の日と変わる
・憲法記念日(5月3日)
・こどもの日(5月5日)
・秋分の日(秋分日)
・文化の日(11月3日)
・勤労感謝の日(11月23日)
1966年法改正で以下が制定されて計12日になる。
・建国記念の日(2月11日)
・敬老の日(9月15日)
→2003年に9月の第3週の月曜日になる
・体育の日(10月10日)
→2000年に10月の第2週の月曜日になる
1973年からは、
祝日が日曜日と重なる場合は、月曜日が振替えの休日となる。
したがって、祝日及び祝日に関わる休日は、12日+α(年によって変動)となる。
1985年の改正では、
「前日及びその翌日が『国民の祝日』である日は休日とする」とされ、
そのため5月4日が休日(2007年からみどりの日)となり、
5月3日から5日まで連続して休日となった。
したがって、祝日及び祝日に関わる休日は、12日+α(年によって変動)となる。
・1995年に海の日(7月20日)
・2007年には5月4日がみどりの日になる(休日から祝日へ)。
・2014年に山の日(8月11日、2016年より実施)
・2019年に令和天皇誕生日(2月23日、12月23日の平成天皇誕生日は現在は平日)
年間の祝日数は16日となり、
祝日及び祝日に関わる休日は、16日+α(年によって変動)となる。
2005年改正では祝日が日曜日にあたるときは、その日の後においてその日にもっとも近く、かつ祝日でない日を休日とすることとなった。
したがって、
祝日及び祝日に関わる休日は、16日+β(年によって変動、β>α)となる。
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現在多くは週休2日、
年末年始がだいたい最低5日、
夏休みが最低3日、
祝日16日+β
年間休日は、130日くらいが普通、
1965年以前は、最大でも70日くらい・・・昔はきつかったと思う。
冒頭の昭和❶時代の人は、戦争もありよく頑張ったと思います。
僕を含め(笑笑)❷時代の人も、前半は少ない休みで頑張りましたね。
今の人は楽してるという意味ではないですよ。
今の現役世代は、やってもやっても、取られる一方で可哀そうです。
参考資料:ジャパンナレッジ「国民の祝日」より