前回は、世界中から注目され、デビューしたaespaについて少し紹介した。今回も続けて書いていく。


 ​aespaのコンセプト

Japan公式ホームページより、”Avatar × Experience”を表現した「æ」と、両面という意味の英単語「aspect」を結合して名前が付けられた。

もう一人の自分であるアバターと出会い、新しい世界を経験する」というユニークなコンセプトを持つ。メンバーには仮想世界「FLAT(フラット)」(※1)において、インターネット上の自分のアバターである「æ(アイ)」がいる。メンバーとaeは「SYNK(シンク)」(※2)を通じてお互いに通じることができる。「P.O.S」(※3)とよばれるシンクホールで現実世界と仮想世界を行き来する「REKALL(リコール)」(※4)を行うこともできる。FRATの向こう側には無制限の領域である「KAWNGYA(クァンヤ)」(※5)が広がっているという設定。


※1
æたちの住んでいる世界
英単語「Flat」の発音記号は”flæt

 æが入っているからこのような名称に?


※2
aespaの公式YouTubeより、メンバーのカリナがae-KARINAからメッセージを受信するシーンがある。これが「SYNK」だと思われる。



英単語の「synchronization(同期)」や、同じアーティストを好きなファン同士が語り合えるアプリ「LYSN(リスン)」にも似ており、これらから派生したと考えられる。

※3
「Port of Soul」の略。
現実世界と仮想世界を行き来できるシンクホールをさす言葉。(そもそもシンクホールとは地下水による侵食、または何らかの化学変化によって地下にある空間が崩壊し、地表にまで達する大きな穴が開く現象である。仮想世界や現実世界までの道が開くという捉え方もできるだろう。)
コンピュータにおいて、”port”とはネットワーク接続を開始・終了するための仮想的なポイントを指す。英語で「港」という意味の”port”ではなく、コンピュータ用語の方を意味するのではないかと考えられる。

※4
æが現実世界にくる現象
メンバーとが現実の時間で一緒に過ごせる時間のこと。
英語の「recall(呼び戻す)」とかけられていると思われる。
アプリ「LYSN」でも時間制限があるものがあり、その残り時間を「REKALL」と表現しているのかもしれない。

※5
SM公式ホームページによると、æが住んでいるオンライン上の荒野と書かれている。何を指すかは示されていない。


「Next Level」という曲のMVの中で意味深な文字が出てきた。これをGoogleマップで検索するとSMエンターテイメントの新事務所と一致する。一部では、これを指すという声もある。荒野を意味する韓国語の
광야(クァンヤ)」と同じ発音。


サムネイル
 

​今までにないユニークなコンセプトで面白いが、理解が難しい…😅
(ファンでも理解できていない部分がある。)
aespaのデビュー後、メンバー全員がアバターのグループがデビューしたり、人気グループ「BLACKPINK」がaespaのようにアバターを作り出しゲームアプリとコラボするなど、バーチャルを含む事業はK-POPの中で拡大しつつある。


aespaのメンバーとae