対岸の火事(たいがんのかじ)とは、
向こう岸で起きている火事は、こちらの岸まで燃える心配はないこと
から、「自分には何の関係も無いので、痛くもかゆくもない」ということ
を言います。
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衆議院解散!
解散理由は【北朝鮮問題・少子高齢化】だそうです。
野党は【森友・加計隠し解散】なんて言っていますね。
【大義無き解散】なんて言っている人もいます。
マスコミも何だかんだと言って「あおって」いますが、自分らにとって
は「対岸の火事」みたいなものなので、とにかく、オモシロおかしく
書けば良いと思っているようです。
でもね。どれも違います。上の言葉を発している人も、本当は理由を
知っているはずです。
本当の解散の理由は「今なら勝てる(かも知れない)」
解散です。
政治家は当選してナンボです。どんなに良い政策を
言おうとも、どれほど豊富な知識があろうとも、選挙落ちればタダの
人です。当然ながら解散権のある側は、勝てそうな時を狙って解散
します。
コメンテーターで何だかんだ言っていても、所詮はカヤの外で飛んで
いる「蚊」と同じです。「プ~ン・・・プ~ン」・・・屁のようなモノです。
(ニオイがするだけ屁の方がマシかもね)
当然ですが、有権者は好き嫌いでは無く、今後の国政が
混乱することなく政策が決まって行くような候補者に投票するベキと
思います。
結局、それが自分の生活を守ることにつながるのではないでしょうか。
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東京に出張で行って来たのですが・・・多分、こんなことを言うと
笑われると思うのですが・・・。
一泊したホテルで、怖くてなかなか眠れませんでした。
だって地震が起きたらどうなってしまうのでしょうか!
泊まったホテルは最近建ったモノで、耐震的には最新の構造計算の
もとで建てられているはずなのですが・・・。
それでも怖い!
「地震が起きたらどうしょう」と思いながら眠ったのは、初めての経験
でした。
次の日、仕事を済ませてから、自分の担当官である、その会社の
若い社員さんに、ついつい言ってしまいました。
「昨夜は地震が怖くて、なかなか寝付けませんでした」
自分は社員さんに、首都圏大地震の起きる確率は30年以内に70%。
死者は2万人。帰宅難民900万人と言われていますが、住んでいて
怖くないですか?
と、疑問をぶつけました。
社員さんの答えは「考えたことも無い」・・・とのことでした。
地震と言う言葉に、まったくピンと来ていませんでした。
(おいおい。対岸の火事では無くて、自分の足元の話だぞ・・・と思っ
たのですが・・・)
自分は新幹線が首都圏を離れるまで怖かったのですが、これって
「考えすぎ?」「気にしすぎ?」なのでしょうか。
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北朝鮮のミサイルが発射されると「Jアラート」が鳴ります。
ホリエモンさんは「マジでこんなんで起こすな」と言って賛否両論でし
たね。
長島一茂さんは「北朝鮮のミサイルごときでギャーギャー言うな」って
言って、こちらは非難の方が多かったようです。
一茂さんが言ってしまった番組では、北朝鮮のミサイルの話を、始め
から終わりまで取り上げていたのですが、最後にギャーギャー言うな
って言ったので、じゃあ番組のミサイルの話はなんだったのか?と
なってしまって非難が集中したようです。
日本でさえ、ミサイルに対してこれほど敏感なのですから、隣国の
韓国では、もっと大変な事態になっているのかと思うのですが、韓国
では戦争などの有事に備えた市民レベルの「ミンバンウィ(民防衛)」
という訓練が、毎年、不定期で行われているそうです。
近年は緊張感も薄れて防災訓練のような色が濃くなっていたそうで
すが、先月末の訓練は、サイレンによる空襲警報で道路は全てストッ
プし、市民は地下施設に避難するといった戦時訓練になったそうです。
北朝鮮のミサイル発射もあって、「北の脅威」を感じているからとも
思えたのですが、実際は首都ソウルの都心近くなどの、ごく一部で
行われただけで、繁華街や団地では、戦時訓練に無反応だったそう
です。
市民は家庭に非常袋も置いていないし、地下シェルターの場所も
ほとんど知らないそうです。
もし、戦争になったら、一番先に火の海になるはずの都市な
んですがね。
なんで「対岸の火事」のように考えられるのでしょう?
首都圏地震も、ソウルの戦時訓練も、起きるか分からないことを
くよくよ考えるのは、杞憂なのでしょうか。
と言うより、考えたとしても、仕事も生活もそこにあるワケですから、
逃げ出すワケに行きませんよね。
と言うことは、地震は起きない。戦争は起こらない。と、楽天主義で
行くしかないのかも知れません。
我が家では、ミサイルが飛ぶたびに、「便所だ」「押入れだ」とやって
います。
平和です。
本日は、これまで!