たわごと134(海竜祭の夜) | 単車の虎ブログ  さらばモバゲー単車の虎 度々たわごと

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単車の虎ブログ第二章。配信停止のその日まで。新たな気持ちで再開したつもりが、今はただの課金ゲームになり下がり、惰性で続けることに・・・ブログはもはや「たわごと」のみとなっております。

 


昨夜、なぜか急に海竜祭の夜(かいりゅうさいのよる)が

読みたくなりました。




海竜祭の夜は、諸星大二郎さんが書いたホラー漫画です。諸星さん


は独特のタッチの画風で、好き嫌いが分かれるところですが、どの


話もメチャクチャ面白くて恐ろしいです。




【リンク 海竜祭の夜】




妖怪ハンターと呼ばれる、異端の考古学者、稗田礼二郎(ひえだ


れいじろう)が主人公の漫画です。




(妖怪ハンターという副題は、少年ジャンプに連載が始まった時に、


担当が付けたそうですが、作者の諸星さんは気にいらなかったそう


です。・・・実際に、主人公の稗田礼二郎は妖怪を捕まえるなんて


ことは一度もありませんでした。)




昨夜、ふと、どんなストーリーだったのか忘れてしまったことに気が


ついて、そうなると無性に読みたくなったので、本箱をあさりました。




無い! なぜか無い! どこへ行ったのか。無い!NAI!ない!




自分の部屋は二階にあるのですが、床が抜けると嫁さんに言われる


ので、あまり読まない本は小説も漫画も、別棟の倉庫に「ミカン箱」に


入れて保管してあります。


どうも、そちらの方にあるようです。




と言うワケで、今日は帰ってから倉庫の箱を「これでもか!」と言うく


らい探したのですが、どうしても見つかりません。




自分は整理整頓がヘタなので、ついついゴチャマゼにして箱の中に


入れてしまいます。


あげくにこのザマです。




どうしてもストーリーを思い出したいので、ネットでネタバレを検索し


たのですが、・・・・・見つかりません・・・・クソッ!




・・・自分が思い出せるのは、このくらいです。 ↓




瀬戸内海の小島が舞台だったと思います。その島の「奇祭」である


「海竜祭」を調べる為に、主人公の稗田礼二郎が島にやって来ます。




島にやって来た礼二郎は、おかしなことに気が付きます。神様である


「海竜様」を迎える鳥居が、岬の先端にあるのですが、鳥居は京都の


伏見稲荷のように何十本も立っているのですが、岬の先端から始ま


った鳥居は、途中で左側にカーブして、U字を描くように並んでいて、


入って来た「海竜様」は、すぐに海に帰って行くようになっていたの


です。




もう、この辺でゾクゾクして来ますよね。「海竜様」を島に上げない


造りになっているのです。




壇ノ浦で無念の死を遂げた、平家の滅亡の伝承とからめた物語なの


ですが、祭りの当日に、たしか台風だったか地震によって鳥居の一部


が倒れてしまって、「海竜様」が陸に上がって来てしまう格好になって


しまいます。




そして、津波と一緒に「海竜様」がやって来ます。


それは巨大な海蛇なのですが、顔が子供の顔なのです。


壇ノ浦に沈んだ幼帝安徳天皇の顔が、海蛇に付いているのです。




津波によって島は壊滅的な打撃を受けるのですが、細かい部分が


思い出せません。上記の話も「うろおぼえ」です。


うう・・・。読みたいなあ・・・。




その内、もう一度「捜索」して見ることにします。




本日は、これまで!




以下、別のブログで短編小説を書いているのですが、キャンプファイ


ヤーに行った時に思い付いて書いた小説があるのですが、良く考え


て見ると、この「海竜祭の夜」も、かなり影響があったような気がします。




リンクを貼っておくので、一度、読んで見て下さい。 ↓




【 リンク 二鳴り祭(序) 】


【 リンク 二鳴り祭① 】


【 リンク 二鳴り祭② 】


【 リンク 二鳴り祭③ 】


【 リンク 二鳴り祭④ 】


【 リンク 二鳴り祭⑤ 】


【 リンク 二鳴り祭(後談) 】


おわり。