百害あって一利なしという、ことわざが
ありますが、本日は一利ぐらいはある、お話なので、あえて、
副題を【百害あって利は一利】としました。
・・・・・・。
今夜は、まとまっていないのですが、「たわごと」を書きます。
・・・本日は、ある会の会合があり、終わってから宴会があったので
かなり酔っ払っていますので、見苦しき点があるかも知れませんが
お許し下さい。
・・・・・・・。
今朝、七五三のニュースをやっていたのですが、ちょっと変わって
いたのは、御祈祷(ごきとう)をしてもらっていたのが、
ワンちゃん達でした。
飼い主の人たちは「感動した」と言っていたのですが、嫁さんが
鼻で笑ったので、自分は「おかしくないでしょ」と言いました。
人間だって結局は親の満足感が得られるだけなので、同じレベルと
思うのですが・・・。
本来は、子供の健やかな成長を願っての儀式なので、犬の成長を
願って儀式をしても、何も問題は無いと思います。
(余談ですが、七五三をしてもらえるワンちゃん達は幸せです。
犬猫は、25年度で12万8000匹も殺処分されているそうです。
その内、3万7000匹は、飼えなくなった飼い主が、直接、引き渡して
いるそうです)
儀式を行うことによって、神様の、ご加護が本当にあると思って
受けている人は、ほとんどいないと思います。
神様も仏様も本当にあるものなのかは実証されておらず、
どちらかと言えば、無い方が世の中は平和になると思います。
世界の紛争のほとんどは、宗教がらみであると思われます。
日本でも、良く当たると言われる霊能力者がいますが、
害の方が多いです。
前にも少し書きましたが、その霊能力者のおかげで幸福を
つかんだ人より、不幸になった人の方が圧倒的に多いです。
有名な霊能力者(本当に能力があるかは別です。あると信じ
られているという意味で、ここでは霊能力者と言っておきます)
は、霊能力をメシのタネにしている人たちにとっては、絶好の
広告塔です。
有名な霊能力者がテレビに出て、不思議な力を披露すれば
披露するほど、一般の人は、そういうものがあるという認識を
持ってくれて、だましやすくなって、自分らのフトコロがうるおう
ことになります。
(不思議な力など無いんですがねえ。優秀な興信所を雇って、
本人の忘れていることさえ調べ上げているだけなのですが・・・)
今朝は、犬の七五三の他に、糖尿病の少年に適切な治療を
受けさせずに、死亡させてしまった祈祷師のニュースも
やっていました。
「腹の中に死神がいる」といって、少年の両親をだまして、色々、
祈祷を行って、病院に行かせず「治療費」として200万円以上を
受け取っていたそうです。
少年は結局死亡してしまったのですが、警察は祈祷師を
殺人容疑で逮捕。両親も、保護責任者遺棄致死容疑で調べる
そうです。
こんな霊でだまされた話は、そこらじゅうにゴロゴロ転がって
います。
全財産を失った話。家庭が崩壊した話。だまされて失踪した話。
いくらでもあります。
さらに、恐ろしいことには、殺人容疑とは言え、祈祷師が
本当に治せると信じて行っていた行為ならば、殺人の罪には
問えないそうです。
逆に、治せないと分かっていて、祈祷を行っていたという証明は
難しいので、おそらく殺人罪での立件は不可能だそうです。
本当に、霊能力者と言うのは。
百害あって利は一利しかない。
ものです。
あーあ。テレビで絶対に取り上げてはダメな話題です。
取り上げる時は、【そんなモノは、全部ウソ】というスタンスで
取り上げるべきです。
勝手な「たわごと」です。皆さんはどう思いますか?
本日は、これまで!
以下。別の小説ブログに載せた関連の話。