新城市/野田城の戦い・ちさと郷土研究会、8城跡のぼり旗を製作

愛知県新城市で、武田軍と徳川軍が衝突した1573年の「野田城の戦い」から来年で450年となります

450年となる事を記念して、地元の千郷地区住民でつくる「ちさと郷土研究会」が、地区内の8つの城跡をＰＲするのぼり旗を製作されたそうです

野田城跡、大野田城跡、新城古城跡、石田城跡、徳定城跡、臼子城跡、道目記城跡、杉山端城跡の名称を記したのぼり旗に加えて、紅白それぞれで「野田城の戦い四百五十年」と書かれたのぼり旗も用意されています計10種類70本を製作されたとの事です。各城跡の特徴や、歴史から連想したネコのキャラクターも添えてあります。

キャラクターデザインを手がけた漫画家の巻々廻（まきまきまわる）さんは「特徴の乏しい城跡も多いので、茶畑があるといった現在の風景も絡めながらデザインした。少しでも子供達の印象に残ってほしい」と話されてみえます。

のぼり旗は、6月12日に開かれた千郷区長会主催のイベント「野田城の戦いをめぐる歩こう大会」から掲げられています

東日新聞にも掲載されています。

来年2023年に「野田城の戦い」から450年を迎えます。ちさと郷土研究会(鈴木孝始会長)がこのほど、野田城跡など千郷地区にある８城跡名とキャラクターを描いたのぼり旗70本を製作しました。
　縦約150㌢、幅約50㌢ののぼり旗には、老平愛梨さんが書いた野田城跡、大野田城跡、杉山端城跡、臼子城跡、道目記城跡、徳定城跡、新城古城跡、石田城跡の文字があり、その下にネコのキャラクターが描かれています。キャラクターはマンガ家の巻々廻(まきまきまわる)さんの作品で、甲冑(かっちゅう)姿のネコとその城にまつわる笛や魚釣りなどの特徴を加え、色や表情ほかそれぞれの城の個性を生かして可愛く表現されています。
　今週12日(日)には、千郷区長会主催の「野田城の戦いをめぐる歩こう大会」が開催され、野田城や周辺などにのぼり旗を立て盛り上げるそうです。来年に向け、様々な場所でのぼり旗が登場すると思います。
　「野田城の戦い」は、1573（元亀4）年1月から2月にかけて、野田城をめぐり、武田信玄率いる武田軍と徳川家(城主は菅沼定盈)の間で行われた籠城戦。この戦いのとき武田信玄は火縄銃で撃たれたとされ、その銃は「信玄砲」と呼ばれ、市の指定文化財として設楽原歴史資料館に展示されています。

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