色々ありました。。。 | たんすけの楽しい事見つけるぞ☆日記 ~ここから成長!ここから良くなる♪~(育児編)

たんすけの楽しい事見つけるぞ☆日記 ~ここから成長!ここから良くなる♪~(育児編)

3度の辛い流産を経験しましたが、2008年3月11日に待望の赤ちゃんを出産することができました!

生まれてきてくれて、

本当にありがとうございます!

みなさん、大変ご無沙汰してます・・・


実は旦那さんのお母さんが、6月7日に亡くなりました。

5月の最終日に弟から緊急の電話があり、

お母さんが入院している事を知りました。

今年の2月から入院していたそうです。

遠い所で働く息子には心配かけたくないと、

お母さんが口止めしていたそう・・・

とにかく、旦那さんとすぐに秋田に向かいました。

7時間ほどかけて、病院に着きすぐに病室に入ると、

お母さんは起きていて、10月に会った時とは違い、

本当にすごく痩せていました。

旦那さんと私が入ってすぐにお母さんは、

「知らせなくてごめん。言いたくなかったとかじゃなくて、

心配かけたくなかったから。でも、結局心配かけてしまった・・・

本当に申し訳ない・・・」

と言いました。

私達に悪い事したという思いがとても伝わってきて、

そんな事病気の人が心配する事じゃないのにと胸が苦しかった。


担当の先生に話を聞いた所、

2月に体がだるく、おなかが痛いという事で、

病院に受診した様なんですが、

検査をしてみると、子宮・肺・肝臓からガン細胞が発見され、

既に末期の状態で手術が不可能だったそう。

抗がん剤投与しているが、効果が見られないという事でした。

お母さんは全部知っており、2月の時点で余命を聞かされていて、

最近、「前に先生に余命を聞かされたけど、私まだ生きてる。」

と先生に言っていたそうです。


自分達だけが知らなかったという事が、悔しいとか悲しいとかじゃなくて、

お母さんが頑張っている間、自分達はのほほんと過ごしていた事が、

悔しくて、悲しかった。


6月4日まで秋田にいて、

旦那さんの仕事もあったので、とりあえず帰ったんですが、

6月6日の昼にやっぱり、状態が良くないと連絡があり、

すぐに、秋田に向いました。

翌朝8時半に病室に着いた時には、

呼吸も心肺も停止していて、

私は間に合わなかったって、思いました。。。

でも、旦那さんがお母さんの手を握って声をかけた時、

涙が流れたんです。

「よかった、間に合った。。。」って旦那さんは言いました。

旦那さんがくるのを肉体ではなく魂の方が待ていてくれたんです。


お母さんが亡くなった後、先生が

「辛い治療に、弱音一つ吐かない辛抱強い方でした。」

と話されました。

本当にその通りで、お見舞いに行った時、

お母さんが寝ている時、呼吸がとても苦しそうで、

声をあげたりしていたのに、

旦那さんに「苦しいか?」と何度も聞かれても、

絶対に「苦しい」とは言いませんでした。

逆に、「○○(←旦那さん)は昔から気が良くつくから、

あんまり心配されると辛い・・・」と言ってました。

子供に甘える事をせず、親のまま亡くなった・・・

そんな感じです。

本当に気丈なお母さんで、旦那さんや弟さんにとって、

最高のお母さんだったと思います。。。


私はお母さんのようになれそうにないけど、

お母さんが大事に育ててくれた旦那さんと、

一生仲良く暮らして行こうと思います。


私が流産した時、書いてくれた手紙はずっと大事にします。

あの手紙にどれだけ救われたか知れません。

私にとっても、いいお姑さんでした。

本当にありがとうございました。

どうか、安らかにお眠りください。


来週、また秋田にいきます。