FOMCの利上げ後に第2のリーマンショックが! | 目指せ月収100万円!タンディのFX奮闘記!!

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 ついにFOMCが利上げをする!

 

今年の5月以降、

年内のいつかの時点で利上げをする」

との発言を繰り返してきた

銀髪マスコット

イエレンFRB議長

 

11FOMC(米連邦公開市場委員会)

での利上げを見送ったので、

 

いよいよ残された「年内のFOMC」は、

1週間後の

12月13~14日のFOMCだけとなりました。

 

イエレン議長は

おそらく、利上げをするでしょう。

 

問題は、利上げの後です。

ドル円はどうなるのか?

 

ドル高になるのか、ドル安になるのか?

 

 

一般的には、

金利が上がると

 

企業は投資に慎重になり、

家計は預貯金をするようになり、

 

通貨の流通量が減少してくるので、

通貨の価値が上がってきます。

 

つまり、

ドルの金利が上がるとドル高になる

というのが「理屈」です。

 

でも、「理屈」通りにいかないのが

現実」の世界です。

 

 

利上げの後、ドル円はどうなるのか?

 

では、「現実」の世界はどうなのか?

 

これまでの「実際の結果」は、

ドルの金利を上げると

どうなってきたのか?

 

アメリカのドルの「利上げ開始は、

過去25年間に4回ありました。

 

1994年2月、

1997年3月、

1999年6月、

2004年6月、の4回です。

 

アメリカの株価(S&P500)の方は

4回とも上昇トレンドになりましたが、

 

ドル円の方は、

1994年は下落し(ドル安に)、

1997年は上昇し(ドル高に)、

1999年も上昇し(ドル高に)、

2004年は下落し(いったん反発した後にドル安になり)

ました。

 

つまり、

ドルの金利を上げると、

上昇も下落も、つまり、ドル高もドル安も

両方、ありうるのです。

 

しかし、

大きな目で見てみると、

 

FOMCの利上げの結果、

ドル高になろうがドル安になろうが、

 

今回の場合は

どちらになっても、

 

ドルは売りです!

 

なぜなら、

 

前回も述べたように、

 

ドルを基軸通貨とした体制

すなわち、ブレトンウッズ体制

終焉をむかえようとしているからです。

 

 

リーマンショック以来のドルの大暴落!

 

アメリカのドルは、

基軸通貨としての役割を続けるには

もう限界に達しています。

 

金ドル本位制(ブレトンウッズ体制)を

保証するための金塊のストックが、

 

フォートノックスの金庫には

もうとっくに、なくなっているからです。

 

つまり、

アメリカのドルを基軸通貨とする

ブレトンウッズ体制は、

事実上、崩壊しているのです。

 

だから、

ブレトンウッズ体制に代わる

 

新しい国際通貨体制を、

SDRを基軸とした新国際通貨体制を、

 

早急に作り上げなければならないのです。

 

そして、アメリカは、

 

新国際通貨体制を作り上げると同時に、

アメリカを再び強大な国家として

再生させようとしています。

 

そのために必要なことは、

すでに限界に達しているアメリカの負債

いったん、チャラにしてしまうことです。

 

つまり、そのために、

アメリカのドル

暴落させる必要があるのです。

 

そして、

 

ドルが暴落した後には、

強大なアメリカとして再生するための

大胆な経済改革が必要になってきます。

 

だから、そのために

ドナルド・トランプ大統領に選ばれたのです。

 

トランプ大統領による

強大なアメリカの再生を成功に導くためには、

 

トランプ政権が始まる前に、

つまり、

2017年1月20日までに

 

ドルを暴落させる必要があるのです。

 

だから、

ドルは売りです!

 

8年ぶりに

ドル売りの大相場がおとずれたのです。

 

こうして、第2のリーマンショックが始まる!

 

ドルを暴落させるきっかけとなるのは、

なんでしょうか?

 

いくつか考えられます。

 

一つ目は、もちろん、

FOMCの利上げです。

 

もし、FOMCの利上げ幅

市場の想定(0.25%)を超えることになれば、

ドルは暴落を始めるでしょう。

 

(FOMCは、そんな「悪役」を

引き受けたくはないでしょうが・・・)

 

 

二つ目は、

EU諸国の大手銀行の破綻です。

 

昨日(12月5日)、

イタリアの国民投票で、

憲法改正が否決されました。

 

EUが求める緊縮財政に、

イタリア国民はNOと答えたのです。

 

その結果、

レンツィ首相辞任することを表明しました。

 

これで、

ギリシアに次いで経済が破綻の危機にある

イタリアの経済が混乱することになり、

 

イタリアの大手銀行の破綻危機

表面化する可能性が出てきました。

 

イタリアの経済破綻は、

すぐに他のEU諸国へ広まり、

 

ついには、

EUで一番経済状況がいいはずの

ドイツの大手銀行の破綻危機

懸念されるようになるかもしれません。

 

(もしも、そんな情報が流れたら、

ドルの暴落は加速するでしょう・・・)

 

 

そして、三つ目は、

アメリカの大手銀行の破綻です。

 

2008年9月の、

リーマン・ブラザーズ投資銀行の破綻のように、

アメリカの大手銀行が、

 

サブプライム・ローンの不良債権化により

破綻するようなことになれば、

 

間違いなく、それが、

ドルの大暴落最後のダメ押しとなるでしょう。

 

そして、

破綻する、その銀行が、

いや、

破綻させられる、その銀行が、

 

もうすでに選ばれているのかもしれません。

 

その銀行、すなわち、

第2のリーマン・ブラザーズ」が・・・

 

 

いやはや、なんとも、

またまた、今回も、

 

とんでもない

あてにならない予測

を書いてしまいました。

 

再び乞う、ご容赦を!