なーさん一年生の夏のある月曜日。
その日はたまたま私の仕事が休みで、なーさんが学校へ行くのを見送ることができた。
一年生のなーさんは忘れ物をするのが不安で、前日の夜と朝、気になると何回もランドセルを確認していた。(これ、二年生の今は全く気にならなくなったらしく、何で?確認しようぜ?💧と思う💧)
「シューズ持った?水筒持った?」
「なーさんは給食当番じゃなかったから、エプロンはないよね。」
いつもより余裕を持って、なーさんと持ち物の確認をして送り出した。
いってらっしゃいをした数分後、
ものすごい勢いで玄関を叩く音と叫び声が聞こえたので、慌てて玄関を開けたら、
恐らく階段で4階まで上がってきただろうなーさんが、汗だくでパニックになって、
「給食のエプロンがぁぁぁぁぁぁ!!!!わあぁぁぁぁぁ!!!」
と叫んでいた
「ちょっと待って!ちょっと待って!
なーさんは給食当番じゃないから今日はエプロンはないよ!
さっき確認したよね?エプロンはなくていいんだよ!」
と言ったら、数秒フリーズした後、我に返って、
「あ、そうか。」
と階段を降りて行った
リビングへ戻って座った私。
初めて見るなーさんのパニック姿に、
今のは何だったんだろう?
私が居ない時はどうしてるんだろう?
居ない時にさっきみたいな風になったらどうしよう
これはちょっとヤバいな
とドキドキしてしまって、
発達センターに電話しよう!!
と、電話したのでした。
相談の予約が取れたのは、電話してから3ヶ月後でした。