こんにちは。
メンタルコーチ 砂羽美佳(さわみか)です。
先日、Clubhouse内でも話したけど、私のモットー
「親がやりたいことやってる方が、子育てはうまくいく」
「もっと伝えていかねば!」と、思い新たかにした、忘れられない想い出があります。
春に就職を控えていたそのクライアントさんは、小さい頃にお父さんとお母さんが離婚し、母子家庭で育ったそうで、女手ひとつで自分を育ててくれたお母さんに、とても感謝をしていました。
「たくさん苦労をかけた」
「自分たちを育てるために、母は犠牲になった」
「今度は私が、母を幸せにする番」
そう話してくれる彼女に、「私も今は結婚しているけれど、シングルマザーだった時代があるよ」と伝えたら
「『子どもがいなければ良かった』って思ったことはありませんか?」
と聞かれて、胸に詰まった。
そっかぁ・・・ 彼女は、「自分がいなければ、お母さんはもっと幸せだったのに」って、自分の存在を否定したことがあるんだな・・・。
私がシングルになった当時、長男が6歳。
まあまだまだ、手がかかる頃だよね。
シングルマザーって、客観的に見たら
「一人で子どもを抱えて」
「大変で」
「経済的にも苦労している」
社会的弱者に見えるのかもしれないけれども、とんでもない!
楽しくて楽しくて仕方なかった。
当時もし、元パートナーが彼を引き取っていたとしたら・・・ そりゃあ時間やお金には少し余裕が生まれたかもしれないけれど、それで幸せかといったら、どうかな・・・
むしろ子どもを喪って、「頑張る理由」を見失って、お酒や中身のない恋愛でその虚しさを埋める、分かりやすい自堕落生活への転落が、我ながら容易に想像つく
「子どもがいなかったら」なんてとんでもない。
子どもがいてくれて、幸せでしかなかった。
きっと、彼女のお母さんもそうだったと思うのよ。
夕飯の時のたわいもない話題、隣でTVを見ている時に見せるリラックスした横顔、なんの不安もなくすやすやと眠る、小さな頃から変わらない寝顔。
そんなのを毎日毎日目の前で見れることが、どれだけ生きる活力に繋がっているか!
でも、哀しいかな、それが子どもには伝わってなかったりすることがある。
↑シングルマザーだった当時の写真
だからね、これはもちろん、シングルの人だけに限ったことじゃないんだけれど、親である私たちが
しあわせな背中を見せること
「しあわせ!」って、言葉にして伝えること
とってもとっても大事。
「家族最優先で」
「自分のことは後回しで」
「やりたい事も諦めて」
「お母さんかわいそう」
そう思って育った子は、どうなるかというと、しあわせ下手になるの。
楽しいことをしたり、自分が好きなことをすることに対して、罪悪感を感じ、幸せになることに対して臆病になる。
大好きなお母さんが幸せじゃないのに、お母さんを押し退けて、自分だけ幸せになることなんて出来ない・・・!
そして、「今度は私がお母さんを幸せにする番」という言葉に表れているとおり、自分のためじゃなく、お母さんのために、生きるようになるの。
大切な大切なわが子に、そんな生き方をさせたいと思う親なんて、本当はどこにもいないと思うんだよね。
だから、我が子の幸せを願うなら、まずは私たち親が、幸せになろう。
子どものためでも家族のためでもなく、自分のために自分の人生を生きよう。
子どもがいるからと、遠慮せずに諦めずに、やりたいことをやろう!
今を楽しむことに、全力を尽くそう!
それが引いては、あなたの一番大切な人が、幸せになることに繋がるの。
そんなこと急に言われても、やり方が分からない、という人がいたら、いつでも相談にのります
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