こんにちは、砂羽美佳(さわみか)です。
私は以前、拒食症でした。
体重が25キロまで落ち込み
強制入院も2回経験しています。
その経験から現在は
摂食障害当事者、そのご家族の方に向けて
摂食障害克服カウンセリングも行っています。
「摂食障害とダイエットって、どう違うの?」
よく聞かれる質問です。
私の答えは、こうです。
「メッセージ性が、あるかないか」
摂食障害には、メッセージがあります。
そしてそのメッセージを受け取ることが
回復には、必要不可欠です。
私が、摂食障害になったのは、中学3年生の時でした。
拒食症と診断され
2度の入院も経験しています。(当時の記録は、こちら)
きっかけは、ダイエット。
今でもよく覚えている。
「みかちゃんって、平安顔(下ぶくれ)だよね」
という、友達のなにげない一言が、
当時丸顔を気にしていた私には大打撃になって
そこからダイエットが始まったのです。
最初は誰もがやる
いわゆる「普通のダイエット」でした。
・・・でもそのうち、頑張れば頑張った分、
確実に成果(スタイルや体重計の数字の変化)が出ることが
面白くなってきた。
「快感」、と言ってもいいかもしれない。
「美佳ちゃんって細いね~」と言われて
「どんなことないよ」と返す度
優越感を感じていた。
なんだか自分を、認めてもらえたような気がした。
気付けばそのうち
食べることが恐怖になっていました。
摂食障害は、心の病気です。
だから、食事療法や医療など、身体に働きかけるだけでは
治りません。
私が、「単なるダイエット」で止めることが出来ず
体重25キロのガイコツにまでなってしまったのは、
単に意志が強かったからじゃない。
本当の原因は、
「痩せていなければ、自分に価値がない」
と思っている
心の問題に、ありました。
この病気は、他者の理解を得ることがなかなか難しく
誤解を恐れずに言うならば
医者と名のつく人でも
正しい摂食障害の知識を持っている人が少ない。
藁にもすがるつもりで医療機関に相談に行ったのに
「甘えなんじゃないの?」
「そんなの食べれば治るよ」
と、心ない言葉を言われ
一生消えない傷を負ったクライアントさんも
残念ながら少なくないです。
私は、医療従事者ではありませんが
当事者だったので
「この病気がどういうものか?」
は、誰より分かっています。
異常な食行動や、体重計の数字ばかりに目が行き
食生活を正すことに、とかく必死になりがちですが、
本当に回復に必要なのは
親子関係の改善
本人の考え方のクセの修正
コーピングスキル(ストレスに対処するスキル)の低さへの対処
病気の中に隠されたメッセージを受け取ること。
太るのが怖いのは
痩せていないと、自分に価値が見出せないから。
食べることを拒むのは
死にたいわけではなくて
それが、生きるための手段だから。
摂食障害は、治る病気です。
私はそれを、あなたに伝えるために
この仕事をしています。
一人で悩まないでね。
砂羽美佳のカウンセリングの特徴は、単純にお話を伺わせていただくだけじゃなく、私自身の経験もお伝えしながら、 病気のメカニズムについてお伝えします。
あわせて、ストレスを生み出す思考グセや、母親を始めとするまわりの人たちとの摩擦をなくすコミュニケーション法、自己肯定感の低さの改善など、摂食障害を生み出す原因について働きかけをしていきます。
おひとりおひとり、症状も違えば、病気が生み出される背景も違うので、一人一人に合わせオーダーメイドで最適なサポートをしていきます。
当事者の方おひとりで受けるのが不安な場合は、 ご家族の方に同席いただいても構いません。
お気軽にご相談くださいね。
【参考】 私の摂食障害の記録⇒ 「摂食の記憶」(未完成)
◆ 時間:75分(延長可)
◆ 場所:渋谷、表参道近辺
※こちらまで出向くのが難しい方は出張も可(交通費別)。ご相談ください
◆ 料金:対面 15,000円(税込)、オンライン 12,000円(税込)
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