母が昨年末から、大腿骨骨折してから、退院して一ヶ月位で、腰椎圧迫骨折で再入院をして、退院出来たと思ったら、また一ヶ月位で新たに腰椎圧迫骨折して再入院、そんな再入院の繰りかえしで、骨折の痛みに、頑張っても思うように回復しない状況に絶望的気持ちになり、何度かこんなに辛い思いをし続けるなら、死んだ方が良い、楽になりたい。と口に為るまでになりました。
入院から、リハビリ専門病院に転院、そんな日々の母の辛さとは、裏腹に病院は病院の決まりがあり、家での気儘な自由さは全く無く、息抜きや気分転換の外出さえ、何の為に入院してるのか分からなくなると、医師から叱咤され、母が言う事は、看護師や医者を困らせ、それが家族の負担になると言う悪循環になり、それが母の意欲低下に拍車をかける。
私も、夜勤明けや休みには母の病院に行きますが、イライラしてる母に私もイライラを返す、看護師さんも、私達家族と同じようになってしまっている。
母も看護師さんも、私達家族も、イライラの連鎖で、次第に母は我が儘で厄介者扱いをされていくのを感じた時に、ふと、母の立場になり、考えました。
思うように動けなり、頑張ってリハビリしても、直ぐに骨折し、痛みに苦しみ、入院したら、友人と疎遠になり、孤独と悲しみで一杯になるだろうと………
医者の立場、看護師さんの立場、私達家族の立場も、あるけど、そんな私達は、やはり母の立場になり考える事を主体にしなければと思いました。
どんなに偉いと言われてる医者も、看護や介護してる人も、必ず何らかの病や障害で、母の立場になります。
だから、他人事では無いと思いました。他人事では無いのだから、もしも私だったら?と言う客観的思考=母の思いを想像し無ければならないなと思いました。
病院は外出許可はリハビリ目的の入院なんだから、他科の受診なら許可しますが、遊びに来てるのではないから、頻回な気分転換の外出は許可出来ない、それなら退院して貰うしかないと医師から言われましたが、それは病院の都合が大きく、患者の立場に立った発想は全く無いなと感じましたが、そういう医師が多いのも現実だから、家族の私は、病院に母がお世話になって居る御礼を忘れず、母の為に、母の立場に立った外出願いをしました。
そして母には、医者の立場や看護師さん、理学療法士さんや作業療法士さん、介護福祉士さんの立場や病院の話し等しました。
幸い、看護師長さんや理学療法士さんの母の立場への理解があり、明日の夜勤明け、母の外出が出来ます。
私達が当たり前の様に自由に過ごせてる日々や自宅での暮らしが、病や障害、老い等で叶わなくなってしまった時の辛さや悲しみ、孤独等、想像力を失わず居たいなと思います。
そして、最後まで、自宅で暮らしたい。
そんな普通の事が誰もが、どんな状態であっても叶う社会になったら良いなと思いました。
だから、訪問介護、訪問看護、訪問医療がもっと当たり前にどんな人にも24時間適応出来る制度になって欲しいなと思います。
長々ごめんなさい(笑)
母の様な当事者やその家族が安心して自宅で暮らせる。そのサポートの医療、看護、介護の充実がこれから益々重要かなと感じます。
だから、これは凄く良いなと思いました。
病院の医者に経験して貰いたいですね(笑)
未来の自分なんだし。(笑)
心的外傷後ストレス障害を痛烈に感じる日々です。