生まれも育ちも北海道、という生粋の道民に、私は笑われる。

理由は、私、冬になると、ガッツリ防寒、ガッツリ防水対策をしたファッションで札幌の街を歩いているから。

「めちゃくちゃ雪国の人みたーい!」(爆笑)

「その靴、今からでも雪山に登れそうね」(苦笑)

……えへ。(照笑)

 

私からすれば、この雪道をどうしてそんな普通の靴で歩けるの?って不思議でしかないし、氷点下で吹雪いていても普通に毛足の立ったコートを羽織ってるのとか意味が分からん!!!!!

いやぁ……やはり何年住もうが、道産子のハードルは高いや。

雪が本当の意味で日常になると、ファッションも自ずと変わってくるんだろうな。

私にとって、雪はまだまだ特別なもので、だからこそ雪に備えた準備万端の服装と靴は必須なのよ。

うぅ、もういいよ、甘んじて笑われることにするよ……。