Lia - 時を刻む唄[CLANNAD~AFTER STORY~ TV-OP][2008]
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2008年11月14日発売。9枚目のシングル。
最高位13位[初動1.1万枚] 登場週数11週
Liaの代表曲であり、Liaとkeyの繋がりを作った曲。
2007年[CLANNAD]に続き、本編後期。
[CLANNAD]の本質に迫る物語になっています。
物語が非常に重く、なかなかに見るのは辛くなってきます。
その分、感動の大きい作品ともなっており、
アニメという枠組みを超えて、
映像作品として、すべての人に視聴を勧めたいと思っています。
主題歌となっている[時を刻む唄]には、
[CLANNAD~AFTER STORY~]の断片が散りばめられており、
歌詞・メロ・音が作中の何を示しているのか、
何を表現しているのかがわかるようになっています。
Liaの歌声と[key]作品のマッチングの素晴らしさが現れており、
以降[key]関連の作品での歌唱に繋がっています。
2000年代を代表するアニメソングなのは間違いありません。
深夜アニメの主題歌としては破格の成績ではありますが、
[時を刻む唄]から受けるイメージでは、
こんな数字じゃ済まされないヒットを遂げています。
同レベルの数字を出している曲が、
発売年を代表する曲であることが多い中、
[時を刻む唄]の年代をまたいでの名曲と呼んで、
全く差し支えありません。
この[時を刻む唄]にて
[Lia×key]のコラボレーションが定着し、
[key]が2010年に送り出すアニメ[Angel Beats!]での、
異次元のヒットが生まれていくことになります。
[Kanon][AIR][CLANNAD]にて、
テレビアニメ作品の中でも[key]のブランドが確立され、
初のオリジナルアニメだった[Angel Beats!]への注目が、
同年放送の[けいおん!!]と引けを取らない、
異様なヒットになります。
[Angel Beats!]の楽曲のヒットを見ると、
[時を刻む唄]があまりに数字が低いように感じてしまいます。
なぜ[Angel Beats!]が伸びに伸びた割には、
[時を刻む唄][CLANNAD]がそこまでではなかったことに、
非常に疑問を感じています。
音源[円盤]を買うことと、アニメ作品を愛することは、
別物であることを示しているように感じます。