宇多田ヒカル私見[アルバム[DEEP RIVER]] | けーの暇つぶしブログ

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いかの記事が、8月4日

公式ハッシュタグ[宇多田ヒカル]8位

公式ジャンル[音楽レビュー]596位

を頂きました!ありがとうございます。

他にも、宇多田ヒカルの記事が全てハッシュタグにランクインしています。

下に置いて起きます。

前回は、[DEEP RIVER]収録シングルの売上の実数を示して、

宇多田ヒカルのヒットのレベルの低下を示しました。

では、宇多田ヒカルのヒットレベルの低下が、

音楽業界全体としてはどうなのか。

年間順位に触れていくことで、宇多田ヒカルの2002年時の格を

確認してみようと思います。

 

リカットとなった[FINAL DISTANCE]が

改めて、[DEEP RIVER]に収録されています。

58.2万枚[2001年度年間24位]

[traveling] 85.6万枚 [2002年度年間2位]

[光] 59.8万枚 [2002年度年間10位]

[SAKURAドロップス/Letters] 68.7万枚 [2002年度年間6位]

 

[FINAL DISTANCE]と[光]の売上が

僅かな差しかないのに対し、年間順位に大きな開きがあることから

2001年度から2002年度で、

全体の売上のレベルが大きく下がったことがわかります。

[DEEP RIVER]は、発表年の2002年のシングルが中心になっています。

2002年度での、宇多田ヒカルの成績を見ると、

間違いなく、他のミュージシャンを圧倒する成績です。

売上が下がっていても、音楽業界内の大きさには

そこまでの変化がなかったことがわかります。

 

 

 

さて。

[DEEP RIVER]収録シングルの成績から

またしても、大ヒットの予感がしてきます。

ここで、[DEEP RIVER]に関する話を一つ。

[DEEP RIVER]の発表は、2002年6月です。

当時、日本では、CCCDの導入が盛んに行われました。

宇多田ヒカルの所属するレコード会社である

東芝EMIは、その中でもCCCDには積極的で、

CCCD終息となる2004年秋口まで、

CCCDを導入し続けた企業の一つになります。

 

当然、宇多田ヒカルの[DEEP RIVER]も

CCCDでの発売が課せられるのですが、

プロデューサーであり、実父である宇多田照實が

[CCCDの規格には音質の保証がない]として、

東芝EMIの意向を拒絶します。

 

CCCDは、通常のCDに余計なCD-EXTRAをつけることで、

リッピングを防ごうとするものなのですが、

その副作用として、再生機器を痛めることと、

音質が落ちることが指摘されていました。

宇多田照實は、この点を難として、CCCDでの発売を拒否したのでした。

 

東芝EMI側としては、言うことを聞かないなら出させない。

とするのですが、稼ぎ頭どころの騒ぎではない宇多田ヒカル。

そんな乱暴なことをして、離反されようものなら大損害です。

結果、[DEEP RIVER]は、例外とされ、

通常のCD-DA規格で出されることになります。

 

というわけで。

[DEEP RIVER]発売のところまで話が進みました。

しかし、ここまでで十分に話が長くなってしまいました。

恐らく、次回が2004年のベストアルバム発表まで

活動休止前の話になると思います。

気づいたら、書いてしまっているのですね。

 

 

過去記事はこちら。

次あたりは、ハッシュタグまとめ記事に移行します。

 

4位

12位

15位

16位

26位