まずは、当時問題作と言われた
アルバムからのリカットシングル。
非常に攻撃的で、ヒットとは程遠い、
聴きづらい曲です。
よほどの思いがあってのリカットだったのでしょう。
Mr.Children - マシンガンをぶっ放せ[1996]
人気絶頂期にあって、ヒットとは真逆の
暗く、沈んだ世界観のアルバム[深海]を発表。
1994~1995年に発表した大ヒット曲群を未収録とし
一体何を考えているのか、全くわかりませんでした。
そんなヒットとは無縁とも言えるアルバムから
さらに、こうも救いのない曲がリカットされます。
これが、この[マシンガンをぶっ放せ]です。
リカットシングルは、通常のシングルより売れません。
そして。
ここまで暴力的な曲では更に売れる要素がありません。
結果[CROSS ROAD]から[花-Memento-Mori]までの
8連続ミリオン記録を自ら切ります。
[このシングルは約75万枚の売上。
それでも、十分売れたのではないか、と思います。]
何もかも、ヒットから逸脱した作品の発表が
中心メンバーである桜井和寿の精神状態を
示しているように思えてなりません。
相当不安定だったのでしょう。もはや病的です。
次は。
B'zのあの熱い曲と対をなすこのバラード。
B'z - GOLD[2001]
[ultra soul]がオープニングテーマなら
こちらの[GOLD]はエンディングテーマでしょう。
試合が終わったあとの感慨にふけるのにぴったりな名曲です。
大会が閉幕にかかれば、視聴してきた人たちもまた
名場面が頭をよぎる事でしょう。
ただ、今、世界水泳で使われているという話は聞きません。
Wikiを調べると、2001大会主題歌、としかないので
1回きりの使用だったようです。なんと勿体ない。
[ultra soul]と一緒に使えばいいのに。
こんな名曲である{GOLD]ですが、
直近に発売されたアルバム[GREEN]未収録。
当時のB'zの売上の平常値と変わりませんでした。
非常に不遇な名曲に、僕は少々納得がいきません。
さいごは。
現在のガールズバンドの流れを先端にきます。
名作アニメの主題歌としてカバーされたこの曲です。
ZONE - secret base~君がくれたもの~[2001]
同年デビューで、このシングルは3枚目。
先に出ていた2枚については鳴かず飛ばず。
曲としても、あまり好きになれないものでした。
[むしろ、バカ騒ぎのノリだったため、ついていけませんでした]
その2枚から打って変わってこのバラード。
意表を突かれたと同時に、ヒットの予感もしました。
最高位2位。累計売上は60万枚を超え、
ロングランしたこともとても印象深いです。
ここで、ZONEはブレイクを果たし、
解散時までトップ10未満になることはありませんでした。
[むしろ、大抵の作品がトップ3入を果たしています]
人気の減退もそこまでない中での解散には
とても惜しいという声が多く上がっていたものでした。
シングル曲の殆どを町田紀彦氏が作詞曲を務めました。
プロデューサー的な役割も果たし、
ZONEのブレイクに大きく貢献しています。
動画を見ていくと、
本家よりもカバーの方を多く見かけますね。
シングルバージョンは歌い出しからですが、
このライブでは、イントロがありますね。
歌唱力に定評がある3人のキャストの歌唱は
[あの花]の想い出を呼び起こし、感動するのみです。
きょうはここまで。ありがとうございました。