「水辺の妖怪」を講義します | 晴耕雨読 -田野 登-

晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。


テーマ:

「水辺の怪異伝説
-「中之島の精霊流し」にちなむ妖怪譚-」を
大阪区民カレッジ北校
2018年10月15日(月)に
講義します。

受講生に配付する講義資料を作成します。

 

その前にPP版の作成から始めます。
まずは表紙です。

写真図1 表紙

 

タイトルは「水辺の怪異伝説」。
副題は「「中之島の精霊流し」にちなむ妖怪譚」です。
タイトルの方は7月23日付のメールで担当者に
連絡済みで決定事項です。
あの頃、ボクは「中之島の精霊流し」関連イベントで
子どもたち相手の電動紙芝居作成に夢中で
そのノリで区民カレッジの講義も
乗り切ろうとしました。
それがどうでしょう。

 

小学生を対象とするイベントと
シニア・アクティヴの方々対象とする講義とは
大違いです。

前回は、基本的に文字抜きの
絵解きでしたが、
今回は文字を用いての「語り」となります。
ほぼ完成しました。

 

バックの写真は、
昨年の「中之島の精霊流し」の一コマを
北区中之島連合振興町会の方が
撮影されたものを宛てました。
堂島川畔でで線香を手向けられています。
昨年からお供え物を「精霊舟」に積み、
川の彼方へと送るようになりました。
今年からは、さらに精霊舟をお見送りする船が
玉江橋北詰の朝日放送前の「ほたるまち港」から
出航するようになりました。
その写真が入手できずに残念です。

 

写真図2 目次

 

このご先祖さん・餓鬼さんといった
得体の知れぬモノも混じる
「諸霊」を送る行事にちなんで
あまり怖くも無い妖怪譚をしようと思います。

一番こわいのは「餓鬼」やと思います。

子どもヴァージョンではやめときました。

itibann

「妖怪」と云っても
創作のモノはありません。
川など水辺に出没したとされる
餓鬼・ガタロ・ヌエ・鯉
鬼・タヌキといった類いで
子どもの頃、おばあちゃんから

聞かされ耳の底に残っているような
話があるかも知れません。

 

聞かせどころは、
《6 蔵屋敷の火の玉たぬき》です。
島本久恵「長流 一」(昭和36年 みすず書房)からの
語りです。
その出だしは、
「考えてみると人間ちゅうもんは
あんじょう出来てますなあ。
治三公というたら
誰知らんもんもない、
よう名が上がったもんだすわ。
死んでもあいつは
名あ
残ります。
そこへまた
中津の屋敷の
狸退治と来た、
よくよく底の知れん奴ちゃて、
いったいその中津の屋敷の
狸ちゅうのんが、
治三公に劣らん名高い奴だした」です。

まぁ、こんなこともやりまんねンといくことです。

 

究会代表
『大阪春秋』編集委員
大阪あそ歩公認ガイド 田野 登

 

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