地蔵を訪ねて石切を歩きました | 晴耕雨読 -田野 登-

晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。


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一昨日2018年9月16日午後、
お地蔵さんを訪ねて石切を歩きました。
同行されたのは
豊中市内のお地蔵さんを調査なさっている
久木治男さんです。

早速、レポートをいただきました。

 

◆9月16日、田野先生が東大阪市石切の
 お地蔵さんを調査なさるのに同行させていただきました。
 新石切駅から石切神社の参道に沿って、
 藤地蔵、爪切地蔵を訪問、由緒来歴を確認するとともに、
 近くで地蔵のお世話をされている方から
 地蔵盆の様子等をヒアリングしました。
 参道沿いにあるたくさんの祠の
 お地蔵さんの前でご挨拶。
 途中、石切詣をされる方々の信心の深さを実感しました。
 私の豊中のお地蔵さん調査の助言もいただき、
 とても有意義な一日でした。

 

以下、田野による書き込み。
東大阪のお地蔵さんとなれば、
東高野街道沿いの石切藤地蔵尊、
辻子(ずし)谷石仏群の口の爪切地蔵尊。

午前中、図書館で*『東大阪市の石造物3』に
当たりました。
 *『東大阪市の石造物3』:『東大阪市の石造物3-わが街再発見-』
             1999年3月、東大阪市教育委員会

「藤地蔵」の項に言い伝えが載っています。

 

◇言い伝えによると
 「昔、街道を行き交う馬子によって
  その首が打ち落とされ、
  馬子はたちまち高熱に悩まされ苦しんだ」という話から
 熱冷まし特にご利益があることで知られています。

お堂に上がり込み、尊像に合掌。
しばし堂内を観察などしている間にも
ひっきりなしに、参拝の方々が見えられます。

 

写真図1 藤地蔵尊での参拝人との会話
     写真撮影は久木治男さん

この日は、地蔵堂前の石造の
「石切藤地蔵尊伝説と由来」など写真撮影をし、
ご近所に藤地蔵さんをお世話なさっておられる方を
訪ねて立ち話をし、
後日、長老からの聞き取りをお願いして
石切参道に向かいました。

 

石切劔箭神社は今も変わらず、
参詣人が絶えません。
参道には、たくさんのお地蔵さんが
祠に祀られています。
そんな中で、ボクが「ここにもお地蔵さんが・・・・」と
駆け寄ったのは、
なんと「ピンピンコロリふくろうさん」でした。
どなたが建てられたのでしょう?

 

写真図2 「ピンピンコロリふくろうさん」の貼り紙
     写真撮影は久木治男さん

「石切参道商店街振興組合」の貼り紙です。
「森の長老」に健康で長生きする祈願をするなんぞ、
さすが商売上手な参道商店街の
高齢の参拝者向けの仕掛けです。
一度、振興組合のK氏に訊ねてみたくもなります。

 

近鉄奈良線のガードを潜れば上石切。
懸案の爪切地蔵尊が安置されている
祠が見えてきました。

 

写真図3 爪切地蔵尊祠

 

  

突き当たり正面は「四光地蔵尊」で
「爪切地蔵尊」はその背面でした。

 

 

掲示板に「・・・・弘法大師が
 一夜に爪で刻んだという伝説がある」とありました。
生駒山麓下の東高野街道から
山上近くの興法寺まで信仰の道が
蜿々、繋がるのが石切の魅力のようです。
今日午後、藤地蔵尊の聞書調査に出かけます。

 

究会代表
『大阪春秋』編集委員
大阪あそ歩公認ガイド 田野 登

 

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