水都大阪の異界を覗きます(5) | 晴耕雨読 -田野 登-

晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。


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今回も前回に引き続き
20年ほど前に書いた*拙稿を
 テキストとして話を進めます。
  *拙稿:「水都の異界を覗く」『まほら』20号、
      1999年7月、旅の文化研究所

 

天王寺から天神橋まで
小学校四年生の末っ子と歩く途中
安居天神の山あり、
天王寺七坂の坂あり、
生国魂さんの崖っぷちあり、
高津さんの絵馬殿ありで・・・

写真図1 生国魂さんの崖っぷちからの覗き見
     2018年6月2日撮影

今回、生国魂さんの「崖縁占」館裏から
フェンス越しに覗き見しました。
諸行無常の世界を
こっそり覗き見しました。
あの世に眠るホトケさんから
覗き見が咎められるかも・・・

 

以下、テキストに入ります。
◇ようやく異界が見えてきたのは、
 本町の曲がりに達したときだった。
 フェンス越しに覗くと
 曲り淵地蔵が祀られていた。

 

艱難辛苦といえば大袈裟ですが、
19年前の光景を見つけるのに
結構、苦労しました。
これが「本町の曲がり」の今日です。
写真図2 本町の曲がり

写真は農人橋から北西方向に
撮りました。
右(東)岸は上町、左(西)岸は船場です。
手前右岸の小緑地は東横堀公園。
これは19年前の
貼り付け写真でも確認できました。
阪神高速道路のカーブの先に見える
高層建築は
大阪産業創造館です。

真正面に見えますが、
これは東横堀左岸の船場側です。
曲がりきった先の白い建物です。

 

「曲り淵地蔵」ちゅうのんは何処?
この高速道路下の闇に
ひっそりと、ご無事でした。

写真図3 曲り淵地蔵祠

農人橋西詰、高速道路下道路を
北に上ったどん詰まりに
祀られてました。

はたして「曲り淵」の闇に潜むのは
どなたでしょう。
次回にまわします。

 

究会代表
『大阪春秋』編集委員
大阪あそ歩公認ガイド 田野 登

 

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