水都の異界巡礼 | 晴耕雨読 -田野 登-

晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。


テーマ:

水都大阪の異界を巡礼してきました。
7月2日(月)
大阪区民カレッジ天王寺校での
「水都大阪の異界を覗く」の取材に
昨日2018年6月2日4時間かけて
天王寺から天満まで巡りました。

 

まず最初は清水の地蔵尊を祀る
井戸から始めます。
写真図1 清水の地蔵尊

井戸は異界の口です。
井戸に何が映っているやら?

 

「大日本佛法最初四天王寺」に詣でました。
写真図2 四天王寺西門

天保山と四天王寺亀の池は駕籠に乗って
異界から帰る駅やったんです。
上方落語での話ですが・・・。
「異界」ちゅうても怖いとこやおまへん。
絵にも描けない美しいお城がおました。

西門を出て逢坂を下ります。

写真図3 逢坂からの通天閣

       右手(北)に安居神社、

       左手(南)に一心寺。

安居神社の井戸は「霊水」として広く知られております。
いったい戴けば、何が鎮まるのでしょう。

一心寺墓地から通天閣は、
南北の崖の線が
聖俗の境界線であることを知ります。
崖の下には動物園があって、
その先は新世界です。
異界は関係性によって
反転するもののようです。

 

上町台地の西麓を下りきって
生国魂さんの大鳥居の足下に
見つけた看板です。
写真図4 生国魂さんの大鳥居の足下の看板

「崖縁占」(がけっぷちうらない)とあります。
生国魂さんの崖の下には、
木の間より諸行無常の世界が広がっております。

 

東横堀を北行します。
農人橋を過ぎますと「曲り淵」に出くわします。
写真図5 曲り淵地蔵尊の祠

川の上に高速道路が設けられ
その高架下のフェンスに囲まれて
曲り淵地蔵尊の祠があります。
ここにお地蔵さんが祀られるには
度重なる悲劇がありました。
ガタロの仕業、何ぞではおまへん。

 

今回の巡礼も先が見えてきました。
高速道路高架下の東横堀を抜け
葭屋橋まで出ますと大川です。
視界が開け
ホッとした所に架かるのが天神橋です。

写真図6 葭屋橋からの天神橋

天神祭の宵、この橋の下に
異界からの招かれざる
ひもじがったモノたちが
蝟集しました。

そうです。
この地、渡辺津は
水の武士団の発祥地でもあります。

 

福島駅前の牛丼を食べたくなり
おなかを空かしながら、天神橋筋商店街を
天満駅まで急ぎました。

 

今回の巡礼は、
井戸、崖っぷち、川の淵、橋の下を
覗きました。
いったい、異界の口の先には
何者が潜んでいるのでしょう。
その謎は、
《水都大阪の異界を覗きます》で
順次、解き明かすつもりです。

 

究会代表
『大阪春秋』編集委員
大阪あそ歩公認ガイド 田野 登

 

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