水都大阪の異界を覗きます(1) | 晴耕雨読 -田野 登-

晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。


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7月2日(月)大阪区民カレッジ天王寺校で
「水都大阪の異界を覗く」を話します。

 

今回の講座は、
1999年7月に「水都の異界を覗く」として
*旅の文化研究所発行の雑誌『まほら』20号に
掲載した記事を軸にするものです。
 *旅の文化研究所
   ↓ここをクリック
http://www.tabinobunka.com/
写真図1 『まほら』20号表紙

そこで20年ほど昔を振り返りながら
『まほら』掲載記事を紹介することにします。

 

そもそも大阪区民カレッジ天王寺校で
何を話そうかとディレクターの方と
打ち合わせしてしていた時、
大阪の水辺の伝説なら
PowerPoint版を持っているので
如何かなということになりました。

ところが、そのPowerPoint版で取り上げた水辺は
旧淀川・大川を中心にしたもので、
天王寺校ではもの足りないと思い、
引っぱり出したのが『まほら』掲載記事でした。

写真図2  『まほら』20号目次

当時、ボクは旅の文化研究所(「旅文研」)の所長をされていた
神奈川大学教授の*宮田登先生にかわいがっていただいており、
旅文研主催のフォーラムに毎年のように
上京しておりました。
今思えば、宮田先生の晩年のことです。
  *宮田登先生:ja.wikipedia.org/wiki/宮田登
                1936年10月14日 - 2000年2月10日

 

以下、『まほら』掲載記事を抜粋し、
約20年後の今のボクがコメントを書き加えます。
◇「旅」とはいってもこの連休、
 近場ですませることにした。
 小学四年の末っ子を連れて出かけた。

 

「旅文研」からの寄稿を薦められたとて、
もとより、遠出をするボクではありません。
「小学四年の末っ子」も今や、
一児の父です。
その彼と連れ立って歩いた道をたどることにします。

 

記事を続けます。
◇大阪で「異界」の見えそうな所は、どこだろう。
 山?川?橋?井戸?坂?四つ辻?
 思い立ったのは「龍宮界龍の都」の下げのところである。

 

「異界」という言葉は、
今も当時も『広辞苑』にも見当たりません。
けっこう、こんな言葉を平気で使っているのは、
マニアックなんやなぁ。
しかたなく「*コトバンク」に当たりました。
   *コトバンク:kotobank.jp/word/異界

 

◆異界(読み)いかい. .大辞林 第三版の解説
 いかい【異界】
 人類学や民俗学での用語。
 疎遠で不気味な世界のこと。
 亡霊や鬼が生きる世界。

 

出典の『大辞林』は
「2006年(平成18年)10月27日 - 第三版発行」です。

これからの近場めぐりは
さほど怖くはありませんが、
「亡霊や鬼」を探しに歩く旅です。

 

 「龍宮界龍の都」は
上方の噺家・五代目笑福亭松鶴の
持ちネタの一つです。
ちょっとばかり竜宮城を覗くことから
始めることにします。

 

究会代表
『大阪春秋』編集委員
大阪あそ歩公認ガイド 田野 登

 

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