晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。


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先週の日曜日に2018年1月7日、
住吉大社に初詣をした際、
目に止まった風景の続きです。

前回、初辰(はったつ)さんのポスターをめぐって
この信仰は
明治以降の創出、新しい信仰かと思えば、
根も葉もある信仰なんやと断じました。

初辰まいりの中心的な神社である
楠珺社(なんくんしゃ)の周りには
複数のクスノキが立っています。
写真図1 楠珺社


石の鳥居前のクスノキには祭壇が設けられています。
写真図2 鳥居前のクスノキの祭壇

祭壇の3段目の両脇に注目下さい。

お供え物に生卵があります。
巳ィサンを祀っているのです。
巳ィサンは蛇で生卵は好物です。

 

商売繁昌の初辰さんの原形が見えてきそうです。

子どもの頃、祖母に連れられ初辰さんをお参りした時、
白い巳ィサンが棲むというので
楠の股を覗き込んだことがあります。

 

お幕には三つの三角形の紋が描かれています。
この図案は何を意味するのでしょう?

そもそも楠珺社の御祭神はどなたなのでしょう。
*住吉大社の公式HPに当該神社からの情報を
探りました。
   *住吉大社の公式HP:

 「境内をめぐる」の「楠珺社(初辰まいり巡拝社)」
 http://www.sumiyoshitaisha.net/grounds/massya.html

 

◇楠珺社(初辰まいり巡拝社)
 商売発達・家内安全の神様
 初辰まいりの中心的な神社で「はったつさん」と親しまれ、
 古くより商いを営む方から篤い信仰を受けています。
 ここには樹齢千年を超える楠(くすのき)があり、
 江戸時代、人々は楠の神秘的な霊力に祈りを捧げていました。
 その後、根元に設けられた祠に
 神様をお祀りするようになったといわれています。
 参拝の際、招福猫を受けて祈願し、
 これを48ヶ月間(4年間)続けると
 「始終発達」(しじゅうはったつ=四十八辰)の福が授かるとして
 日本全国より崇敬を集めています。
 招き猫は、左手は人招き、右手は金招きといわれ、
 奇数月は左手、偶数月は右手を求める慣習があります。
 祭神
 宇迦魂命 (うがのみたまのみこと)

 

写真図3 奉納された招福猫

 

「江戸時代、
人々は楠の神秘的な霊力に祈りを捧げていました」とあります。
商売繁昌の神さまも原点は
自然崇拝の一項目である樹木信仰だったのです。
ご祭神の「宇迦魂命」につきましては、
はたして、お稲荷さんなのでしょうか?
次回にまわしにします。

 

究会代表
『大阪春秋』編集委員 田野 登

 

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