晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。


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一昨日2018年1月7日
住吉大社に詣で
「白馬神事」を見物してきました。


写真図1 「白馬神事」の神馬

5年前には
《すみよっさんめぐり2身体行動としての願掛け作法 
2013-01-08 17:56:58》として
神馬への参拝の行動をブログアップしました。

    ↓ここをクリック

https://ameblo.jp/tanonoboru/entry-11444828523.html

 

今回は、厩舎に掲げられている
「神馬「白雪」について」の看板を取りあげます。
写真図2  
「神馬「白雪」について」の看板

◇由緒
 住吉大社の神馬は代々白馬で
 平安時代以降
 白河天皇や源頼朝などによって奉納されていましたが、
 江戸時代より大阪炭屋仲間の「神馬講」が
 黒い炭を扱う為に反対の白馬を奉納しました。
 この伝統は現在も続いています。

 

炭屋が商品の運搬に馬力を要していた時代のことでしょう。
今なら薪炭商自体、業態を変えています。
白と黒のアントニムがおもしろい。

 

看板の記事を続けます。
◇神事
 一月七日の白馬神事に奉仕し、
 本殿の周囲を馳廻ります。
 この日に白馬を見ると
 年中無病息災邪気を払うといわれています。

 

本殿は、海に向かって四柱を祀る本宮が西面します。
一番奥の第一本宮での修祓から始まり、
神馬は駆け巡ります。
駆け巡る白馬の様を参拝客が見ると
「無病息災邪気を払う」と言い伝えられているのです。

 

看板の記事を続けます。
◇生誕
 御名前 「白雪」号/場所 北海道函館市/
 生誕日 平成21年5月7日
 備考
 日本在来馬の北海道和種馬で全身白い馬(さめ馬)の雄です。
 奉納/奉納日 平成23年5月9日/奉納者 神馬講

 

この神事の次第は*『住吉信仰』に
時系列に沿ってまとめられています。
 *『住吉信仰』:真弓常忠2003年『住吉信仰』朱鷺書房
◇宮廷の行事が大社に伝わったものに
 白馬節会(ルビ:あおうまのせちえ)があります。
 1月7日、白馬神事と称して、
 奉行の神人二人が神馬に付き添い、
 第一本宮の斎庭に出て、
 斎主祝詞奏上の後、神馬舎人が神馬の口をとって拝礼、
 つぎに第二、第三、第四各本宮の周囲を
 駆け廻ること三度、
 さらに四本宮の周囲を一周して
 第一本宮に至って拝礼、退出します。

 

「宮廷の行事が大社に伝わったもの」とあります。
宮廷の行事における馬の色が「青」(灰色がかった白色)が
「白」にかえられても呼ぶには
「アオウマ」のままを残したとも
同書は記しています。

「白馬」を冠する神事は、
上賀茂神社の「白馬奏覧神事」、
鹿島神宮の「白馬祭(おうめさい)」が挙げられます。
「白馬(青馬)を見れば
年中の邪気が祓われるとする

中国の信仰に由来する」との趣旨を
各神社はHP載せています。
「白」を神聖視し、「白」は験が良いとの認識で
今日、各神社は一致しているようです。

 

ところがユーチューブを見る限り、
微妙に「馬」をめぐる所作の解釈に
神事の性格の違いがみえます。
上賀茂神社の「白馬奏覧神事」は
賀茂別雷大神に対して神馬をご覧に入れること、
鹿島神宮の「白馬祭」は
7頭の「神馬」の厄払いと派生しての参拝客の肖りが
神事の主眼のように考えます。

 

住吉大社の「白馬神事」の境内巡拝は
お祓いを受け浄められた神馬が
参拝客にサチを
振り撒いていることは確かな霊験です。

次回は、住吉大社の初詣の模様を報告します。

 

究会代表
『大阪春秋』編集委員 田野 登

 

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