すみよっさんめぐり2身体行動としての願掛け作法 | 晴耕雨読 -田野 登-

晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。


テーマ:
昨日、1月7日、住吉大社に社参し、白馬節会(あおうまのせちえ)を見学してきました。

白馬節会の日に、白い馬を見ると年中無病邪気を払うと言い伝えられています。

神職の小出英詞さまによれば、神馬「白雪号」(4歳雄)は若くて、
ご祈祷中も不慣れな様子だったとのこと。

また、草鞋ばきで手綱を牽かれているのは獣医さんとのことなど、いろいろと、
お教えいただきました。いつもながら、ご教示に感謝申し上げます。
今回、社内において、さまざまな願掛け作法を観察しました。
参拝客の願掛け作法を身体行動としてとらえ、いくつかの動詞でまとめてみました。
以下、パワースポットについてのボクの解釈を示します。



観天望気 -田野 登--0




①わたる:淀君奉納の伝承のある太鼓橋(反り橋)を渡る。
 橋を渡るのは、異界への通過儀礼であって、急勾配に辛苦があろうとも、
 神域に近づくのに越えねばならない行動。観天望気 -田野 登--1

②すすぐ:手水舎の神兎の口からの水で口を濯ぐ。
 身を清めてから神に仕える心意から派生する行動。



③なめる:「清め塩」を舐める。ちょっぴり辛くて身が引き締まる。
 これも心身を清めて神に仕える心意からの派生した行動。観天望気 -田野 登--3



④ひく:オミクジを引く。神慮にうかがいを立てる作法の一つで、お神籤に神慮を引き寄せる行動。観天望気 -田野 登--4

⑤かける:絵馬を木の枝に掛ける。自分の願い事、訴えを札に書いて神様に願を掛ける行動。観天望気 -田野 登--5


⑥むすぶ:オミクジを木の枝に結ぶ。吉凶いずれであれ、いただいた神慮に対し、
 神との縁を結ぶことによって、新たな誓いを立てる行動。
観天望気 -田野 登--62
観天望気 -田野 登--6


⑦なでる:神馬に触れる。翡翠でできた神兎を撫でる。
 触れることによる感染呪術で神からの加護を心身に蒙ろうとする行動。観天望気 -田野 登--70
観天望気 -田野 登--71



⑧ひらう:「五」「大」「力」の文字が墨書された小石を拾い集める。神慮を招き寄せ、
 積極的に取り込もうとする行動。
観天望気 -田野 登--8



⑨とる:神馬の写真を撮る。白馬の神聖なる精にあやかろうとする。取る、採る、盗る、といった行為は、
 外からの盛んな霊力を内に取り込め自分の身につけようとする行動。観天望気 -田野 登--9

⑩おさめる:古札を納める。古い護符に付いた邪気を払い、新しい護符と交替することによって、
 新たな加護をいただこうとする行動。

番外篇:おいとしぼし社の「おもかる石」
もちあげる:おいとしぼし社にある「おもかる石」を持ち上げ、神慮をうかがう。
差し石、力石などは、村の若者や仲仕の競技のようにも思われているが、アゲボトケ、
上げ地蔵などとも、一念を込める祈りから派生した行動。

以上、思いつくままに願掛け作法を身体行動として解釈しました。
神社仏閣参拝を楽しむ手立てとでもなりましたでしょうか?
いずれ、季節がよくなれば住吉大社パワースポットめぐりを企画したいものです。

■住吉セミナー
http://ameblo.jp/tanonoboru/entry-11442915132.html

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