こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
もし、あなたのお子さんの数学のノートが見られるようだったら、ちょっと計算問題の解き方をみてください。
あなたのお子さんは
こういう書き方のどちらの書き方をしているでしょうか?
もし、後のように、横に長く書いているのでしたら注意が必要かもしれません。
確か「ドラゴン桜」だったと思うのですが、「数学の得意不得意は数式の書き方を見れば分かる。数学の得意なものは縦に長く答案を書いていく」と言うようなことが書いてありました。
論理的に正しい数式は美しく縦に伸びていくと言うような理由からだったと思います。
私はとてもその境地になっていませんが、数学者の書いたエッセイなどを読むと、数式を美しいという記述を何度もみますので、このように言えるのかもしれません。
ただ、もっと卑近な意味においても=の位置を揃えて、下に式を延ばしていくと言う書き方は正しいと言えます。
=の位置を揃えることにより、上の式と見比べやすくなり、転記ミスや計算ミスを見つけやすくなるからです。
体感ではありますが、実際、数学が苦手な子は横に延々と長く子が多く、符号のつけ間違いや単純な計算ミスを良くしているように思います。
非常に単純なことですが、大学入試でも通用することなので「数式は縦に長く」というクセは早めに付けておいた方がいいでしょう。
どうしても横に長く書くクセのある子の場合は、ノートを縦半分に区切ると良いでしょう。一番最初にノートの真ん中に線を引いてしまうのです。あるいは半分に折ってもかまいません。こうすることで強制的に下へ伸ばすように誘導するのです。
また、数学に苦手な子に多いのが、「答え合わせで間違った問題を消しゴムで消して書き直す」ということです。
これは他の教科にも言えるのですが、問題を解いて、答え合わせをして間違っていると消しゴムで消して書き直す子はその科目を苦手にしていることが多いです。
間違いは赤ペンできちんと修正する癖を付けるようにしてください。
学習というのは自分が出来ないことをできるようにする行為です。
その意味では、間違えた所こそ一番記憶しなければならないところなわけです。
ですから、間違った問題こそ、目立つように赤ペンで修正して記憶に残りやすくするべきなのです。
どうしても消しゴムを使ってしまう子の場合はボールペンを使うのも一つの手です。実際教師や講師によってはボールペンを使うように推奨していることもあるようです。
もし、お子さんが数学や算数を苦手にしているのでしたら、一度試してみてください(^^)