ジロは家では、
自分のことを「僕」といいますが、
学校では、
どうやら「俺」といっているようです。
それは、タロも夫もそうだし、
雰囲気読んでるというか、
場になじんでいるというか、
いいことかな~と思っていました。
しかし。
それに加え、
ジロの場合、
ジロのことを「お前」もしくは「おめえ」
と呼んでくる人は、
自分もそう言ってもいい。
というマイルールがあるらしく、
学校でお友達を、
どうもそう呼んでいるそうです。
「おまえさ~」みたいに。
そして、
その雰囲気迎合型が行き過ぎていて、
人に向かって、
「あいつ」「こいつ」という言葉遣いが、
最近急増しています。
ドラえもんを見てて、
「のび太ってバカだよね。あいつ本当に頭悪いよね」
みたいな感じです。
これは、私としては、アウトです。
タロが友達と話しているときも、
たぶん、「おまえさぁ」とか「あいつは・・」
等と言っていると思います。
たぶん。家では言わないけど。
だけどジロは、
そもそもが能力が低いので、
いじめられる可能性が高い子です。
タロみたいに強力な友人関係ではないのです。
大してできもしないくせに、
口調だけ一人前で、
「おい」「おまえ」等言うのは、
ジロのために、
よくないと思うのです。
相手の怒りを買いやすい気がします。
4月に、
ジロと問題集をやっていたところ、
自己紹介をしてください、
という課題がありました。
クラスメイトに自分を紹介し、
僕は○○が好きだから一緒に遊んでください、
みたいな例文がありました。
ジロは、
僕は将棋が好きです、
までしか書いてなかったので、
他には?
何かクラスメイトにお願いすることはないの?
と聞いてみました。
そしたら、
うーん、してほしいことは、お世話かな。
と言ったのです!
2年生の時に、
普通級で、
「お世話」というのをされていて、
(当時の担任の先生の指導方針で)
「お世話=親切にいろいろ手伝ってもらうこと」
と認識しているようです。
(字義的にはそれであっていますが、
同い年のクラスメイトにお世話してもらうことの、
微妙なニュアンスがさっぱりわかっていません・・・)
そういう人なのです。
この情緒的な発達の遅れ・・・
そんな人に、
「おまえ」とか「あいつ」とか、
言われたくないですよね、誰も。
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