山の猟男 | 短歌或いは文系ブログ

山の猟男


カモ猟解禁

11月1日、県内の狩猟シーズンの幕開けを告げるカモ猟が解禁となった。

秋田市豊岩では、新屋猟友会のメンバーが、午前零時ごろから、身を隠すための鳥屋や、カモに似せたデゴイ(おとり)を設置しながら、解禁となる日の出(am06:07)を待った。解禁時刻となるとハンターたちは、飛んでいるカモをめがけて一斉に銃の引き金を引き、久々の狩猟を楽しんでいた。

秋田魁新報夕刊より


ところが、なんと夕方のテレビニュースでは・・八郎潟で猟銃(散弾銃)の暴発事件が・・・。

船に乗って行うカモ猟らしく、小さな漁船とおぼしき船の船体にボッカリと丸い穴が1個あいているのが見えた。

船の中で銃が暴発しちゃったらしい。がっくし。


さて、短歌です。


足曳の山の猟男が火縄銃取りて出て向ふ冬は来にけり


ルビ/ 猟男:さつお 銃:づつ

北原白秋 『雀の卵』 より