今年は4月17日から春の土用入りとなっています。
土用とは春、夏、秋、冬の季節の変わり目の18日間のことで、次の季節に向けての調整期間、または準備期間とも言える期間です。
今年の春先の土用は4月17日から立夏の前日である5月4日までの間。
土用期間は中医学的に考えると胃腸機能を含め、体調を崩しやすい季節。
胃腸を整えながら身体を休ませていくことが必要と言われており、お粥やスープなどを意識的に食べるようにしています。
本日の朝ご飯の一品は干ししいたけと玉ねぎのお味噌汁。
一晩かけて水につけて戻し、刻んだ干ししいたけ、しいたけの戻し汁、、鰹節でとった出汁と刻んだ玉ねぎを鍋に入れ、しばらくコトコトと。
最後に味噌を加えたら一煮立ちさせ、器についだら刻んだシソを散らして出来上がり。
台所に漂う出汁の良い香りに朝から癒されて、滋味深い味わいにほっとし、素敵な朝ごはんとなりました。
薬膳学的に、しいたけは胃腸機能を整えながら身体に元気をつけてくれる食材でありら玉ねぎは気血の巡りを良くしてくれる食材。
シソは気の巡りを良くしてくれる食材で、胃腸機能を整えながら身体を栄養し、その栄養を身体の隅々まで行き渡らせてくれる組み合わせはまさに土用期間のお味噌汁としてもぴったりの組み合わせです。

季節の変わり目。
毎日の食養生で次の季節へ向けて準備をしていきましょう。
