本日は前回ブログの続き。
本日は、花粉症対策その①
まずは冷えの症状を伴う花粉症(風寒タイプ)の薬膳です。

前回ブログでもお伝えしましたが、主な症状は、多量の水っぽい鼻水、クシャミ、鼻づまり、身体の冷えが特徴。
本日使用食材は、身体を温め抵抗力を高める働きのある生姜•茗荷•紫蘇。
そこへ、消化を助け疲労回復に働くと共に痰を取り除いて炎症を鎮める働きもある里芋を加えることでこの症状に対応します。
あとは身体に元気をつけ抵抗力を高めるために鶏ひき肉を合わせて。

里芋の香味ひき肉あんかけです。
まずは里芋は皮を剥き塩で揉み洗いし、軽く下茹でをし、横に三等分程度にカットしておきます。
手鍋に少量の胡麻油を熱したら、刻み生姜、茗荷と鶏ひき肉を炒め、酒、味醂、薄口醤油で調味しながら炒め、鶏ひき肉がポロポロになったら里芋と出汁を加え、落とし蓋をし、しばらく煮ます。
水分が少なくなると共に、里芋が柔らかくなったら、水溶き片栗粉でトロミをつけ出来上がり。
お皿に盛り付けたら刻んだ紫蘇をたっぷりと散らして。
ほっくり里芋と旨味たっぷりの鶏ひき肉香味あんが相性ぴったりで美味しー。
美味しく食べて、季節に合わせた身体のチューニングをしてまいりましょう。
次回ブログではもう1タイプの薬膳レシピを。

