1回目の技能五輪愛知県予選 | 谷本雅一の日々一筆

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石材加工・石積・石張り国家検定1級技能士、平成26年度現代の名工最年少受賞・技能グランプリ金賞の谷本雅一が綴るブログ。
石の魅力や職人の技を紹介します。


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これから少しづつ、私が経験してきた大会や、作品展について、振り返りたいと思います。

高校卒業後、愛知県岡崎にある犬塚石材本店で4年間修行に行かせていただきお世話になりました。
石工になる為の第一歩でした。


こちらに入社して、『技能士のオリンピック』がある事を社長に教えて頂き、初めて知りました。私も絶対出場したい!そして金メダルを取りたい!と強く思い、新入生歓迎会での自己紹介の場で、「技能五輪で結果を出したいです。」と言いました。


兄弟子からは、「えらいこというな~」「そんな甘いもんと違う」とかなり言われましたが、負けず嫌いの私はその分余計に絶対結果を出したい!と言う思いが強くなり、練習は人一倍しました。練習が始まってからは、昼休みも、夜も、休日も、出来るときは全てを練習時間にあて、真面目に取り組みました。


全国大会出場枠は5人くらいかな?と聞いていました。この愛知県大会には前回、前々回の全国大会出場者が6人出場されており、この中の5人に入らないといけないとうことで、本当に必死でした。出場者は全員で30名ほどでした。


しかしラッキーな点もありました。その当時の犬塚石材本店には全国大会のメダリスト(金1・銀2・銅1)の兄弟子がいてくれることでした。つまり、兄弟子にくらいつけば何とかなるだろうと思っていました。


私は腕のいい兄弟子の横で練習をし、時間を計り、競争をして技を盗ませて頂きました。


練習期間は2ヶ月位。その間に兄弟子と同じくらいのレベルに持っていくのは修行1年目の私には大変でした。


悪戦苦闘しながら練習を続け、あっという間に2ヶ月が過ぎました。前日は道具の点検だけをし、本番に備えました。


大会当日、4時間半の競技でした。


大きな失敗もなく形にすることが出来、結果を待つことになりました。本番に弱い私は緊張から、練習よりも良いものを作ることが出来ず、どきどきでした。


予選の結果は4位。何とかくらいつけました。1年目の自分の実力からは精一杯。私の中では意味のある4位でした。本番に強い同期は、ちゃっかり5位。なんだかやりきれないものはありましたが、一緒に全国大会へ進めることはうれしかったです。



無事予選を突破し、全国大会へ繫げることが出来ました。やっぱり兄弟子は上手かったです。










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