能力を生かすエッセンス45 | 3年前のしこうの楽しみ

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荷重を感じにくい場合は上体の力みが原因かもしれません。
前回はそんな話題でした。
上半身に力が入ればそれだけ足裏に体重が乗りにくいものです。

よくない意味で重みが分散するとも言えます。
これにより荷重が知覚しにくくなることもあるものです。
またそれが結果的に様々な部位の凝りにつながることも考えられます。

もし慢性的にそのような部分があるようでしたら重心の観点からも改善したいところです。
望ましくない重みのかかり方をしていると考えられるためです。
支えにくい姿勢で重みがかかるのを支えるためにそうなっている可能性があるわけです。

この観点から一番重要なのは頭部の位置かと推測されます。
頭の重量がどうかかってくるかは全身に影響を与えてきます。
なぜならそれなりに重いためです。

平均すると概ね体重の10%程度らしいです。
つまりこの位置によって荷重位置も変わりやすいという性質があるでしょう。
たかが1割かもしれませんがその影響は大きなものです。

それを前に倒す度合いが大きければそれだけ首の負担は強まります。
例えば15度傾けた場合は実際の3倍程度の重みが首にかかるようです。
体重50kgの人だとしたら15kgを首で支えることになります。

そして頭部の重量が足裏にかかる度合いは大きく下がります。
こうして重みの分散が起きてきます。
もちろんこれが首や肩から背中の凝りに発展するかもしれません。

その結果としてリラックスもしにくいという悪循環になりそうです。
さらに前に傾いた頭をうまく支えようと肩や骨盤の位置がずれていくことも考えられます。
こうなると筋肉もそれに見合ったようについていきます。

結果的にバランスしてしまった状態で固定化してしまうわけです。
しかし現代的な生活をしているとそうなりがちだったりもします。
パソコンやスマートフォンに向かって頭が前に傾くことは珍しくないかもしれません。

それこそ傾きが15度だったらマシとも言えるかもしれません。
毎日それが繰り返されればその状態が当たり前になっていることでしょう。
ということで頭部の位置を確認してみることも有効だと考えられます。

ちなみに良い位置は肩と耳の前が概ね一直線になる位置関係のようです。
ただあくまで指標程度にとらえた方が無難かと思います。
重要なのは実際に前後左右に動かして頭が骨盤や足に乗っかっている位置関係を体感することでしょう。

これがうまくいくと全身の重みが足裏にかかりやすくなるはずです。

谷 孝祐
2018.7.22