時代の切り替わりの象徴か | 3年前のしこうの楽しみ

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到着した宿のロビーで新聞が目に入りました。
こんなことは珍しいことです。
ただそれくらいインパクトのある大きな見出しでした。

近づいてみるとそれは日経新聞でした。
そこには天皇陛下の生前退位についての記事が載っていました。
他の面も含めると異例とも言えるほどの量がこの内容に割かれていました。

個人的にはここから人間としての天皇陛下が感じられました。
自分自身の言葉で語っているようでどことなく今までよりも親しみがありました。
役割から外れた気持ちが表れていたのでしょうか。

それとともに時代の変化というものを実感します。
これが実現するとなると予想外の流れだと思います。
平成という元号に変わった頃には考えも及ばなかったことでしょう。

当時は大正時代と同じように長くないとも言われていました。
それがもう少しで30年というところまできているわけです。
年齢のこともありその負担は大きいと想像されます。

それにしてもなぜこの時期の発表だったのでしょうか。
戦後ということを意識するのであれば何らかの意味を感じずにはいられません。
なぜならソ連対日参戦と長崎への原爆投下により敗戦が確定したと考えられるタイミングです。

ある意味において象徴天皇制の起点とも言えるかもしれません。
何となく一つのサイクルが巡ったということなのでしょうか。
そして他の紙面にも印象に残るものがありました。

もちろんオリンピックのことも載っていましたがそれではありません。
ただ別々にとらえればさして特別なことでもないでしょう。
そんな内容が二つありました。

まずはイチローのメジャー3000本安打の記事でした。
これも節目になる偉業であることは確かでしょう。
小さな蓄積が大きな実績となる好例のように感じます。

もう一つはマインドフルネスが大々的に掲載されていたことです。
うつ病への効果も期待されるというように紹介されていました。
これはこれで驚きでした。

瞑想を行っている写真も載っていました。
心を整える重要性が次第に一般認知されてきているということでしょう。
いずれもある種における象徴となる出来事に感じます。

そんなわけで今が何らかのターニングポイントにあたるのかもしれません。
であるなら良い方向に進んでいきたいものです。

谷 孝祐
2016.8.9 21:49